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【それでもあきらめなかった偉人たち】ルイ・パスツール

こんにちは!

前田です。

数回にわたって、
『それでもあきらめなかった偉人たち』
をテーマに、偉大な先人たちから学んでいこうと思っています。

今日は、この方のエピソードを見ていきましょう。

大学在学の頃、平凡な学生であり
化学の成績は22人中15番目であった
狂犬病やコレラのワクチンを発明した
生化学者、細菌学者

ルイ・パスツール
(Louis Pasteur)

最近では、新型コロナウイルス感染症の流行によって、ウイルスなどの「見えない敵」の怖さを、多くの人が感じとったことでしょう。

いまではワクチン開発や提供の遅さなどが指摘されることも多いですが、理系出身の私からすると、未知のウイルスに対してワクチンを作成する手法がしっかり出来上がっていることが、驚きです。

ルイ・パスツール(フランス語: Louis Pasteur, 1822年12月27日 - 1895年9月28日、パストゥールとも)は、フランスの生化学者・細菌学者。「科学には国境はないが、科学者には祖国がある」という言葉で知られる。王立協会外国人会員。ロベルト・コッホと共に「近代細菌学の開祖」とされる。

分子の光学異性体を発見。牛乳、ワイン、ビールの腐敗を防ぐ低温での殺菌法(パスチャライゼーション(Pasteurisation・低温殺菌法とも)を開発。またワクチンの予防接種という方法を開発し、狂犬病ワクチン、ニワトリコレラワクチンを発明している。
(引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%B9%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB)

研究者は特に、成果が注目されがちです。

実験回数の多さで表彰されるなんてことは、聞いたことありませんよね。

科学の世界はとくに、先人達の功績へのリスペクトが欠かせない分野です。
科学の世界における成果とは、

  1.いままでの通説を強化する
  2.いままでの通説を否定する
  3.いままでの通説にない新しい発見をする

のいずれかという、厳しい世界です。

私がパスツールについて調べる中で、とても感動したエピソードがこちらです。

狂犬病(きょうけんびょう)のワクチンを始め、数々の研究成果でパスツールはたくさんの人々の命を救ってきました。 パスツールの生まれた国・フランスは、感謝の気持ちとして研究所を贈(おく)ることを決定。世界中からも寄付が寄せられ、1888年にパスツール研究所が完成しました。
ここでは今でも、微生物(びせいぶつ)と伝染病(でんせんびょう) の研究が続けられています。
エイズウイルス(HIV)を発見したのも、パスツール研究所です。
パスツールが抱(いだ)き続けた研究への情熱は、120年以上たった今も、しっかりと受けつがれています。
(引用元:http://www.jpma.or.jp/junior/kusurilabo/history/person/pasteur.html)

研究所が贈られのは、研究者にとってかなりの誉れでしょう。

現代では、パスツールは「細菌学の父」とまで呼ばれています。
しかしこの動画を見る限りでは、少なくとも学生時代に、パスツールがそうなると信じてた人はいなかったでしょう。

私たちは、学歴に良くも悪くも影響を受けすぎなのかもしれないですね。

人生は、社会に出てからの方が圧倒的に長いのです。

自分を信じ抜き、やり抜くことの大事さを、パスツールから学びました。


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