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他人が放っておけない人材になる

自分にとって不得意分野でも、それを得意とする人はいる。
そういうエキスパートを上手く使えることも、自分の実力のうちである。

孫子

不得意分野を減らす努力は必要ですが、すべての分野を得意に変えるなんてことは不可能です。

けれども知り合いに、自分の苦手な分野を得意とする人がいたら、どうでしょうか。その人に助けてもらうことができます。
ということは、いろんな分野のエキスパートを人脈に持っていれば、自分の不得意分野がなくなります。

つまり、人脈も実力のうちです。
自分の不得意な分野は○○さん、この分野は□□さんといった具合に、自分の足らざるを補完してくれるたくさんのパートナーを持つ。

彼らとあたかも一人の人間のようになることで、どんな仕事でも受けることができるようになるのです。

ただし、誰もがパートナーになってくれるわけではありません。
そこはやはりギブ&テイク。
自分自身に光る専門分野があってこそ、その実力を目当てに、いろんな人が気持ちよく協力してくれるのです。

ビジネスがグローバル化するとこれからは、今まで以上に多彩な専門能力が求められます。
自分の力だけでは、とても太刀打ちできません。
だからこそ、自らの得意分野の実力を磨き上げ、他人が放っておけない人間になることが大事なのです。

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