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【観た/2023年26本目】映画「猫は逃げた」観ました。

【観た/2023年26本目】映画「猫は逃げた」観ました。

【感想】
そりゃー猫も逃げるわー、逃げたくなるわー。。

まずストーリーだったり、脚本だったり。
「猫は逃げた」という出来事をスイッチに、交錯する人間関係、その感情の交錯を巧みに描写。
ケレン味がなく、後半に向けてのスピード感もあり、プロットの回収も的確。
今泉流ラブコメの本懐、此処にあり、です。

そして演出、演技。
まずキャスティングが絶妙。
猫も含めて絶妙。
主要4人が結構難し目のセリフ廻しを余裕でこなし、さらに各々の個性で味付けてくる。
ときおり見せるネコ目線、隠し味の仕込み方もこれまた良いさじ加減。
会話劇としての面白さをきっちり撮り切る職人・城定監督の真骨頂を感じることができます。

さて。
「不倫修羅場モノ」はすでにジャンル化されていて、
すでにすべてのパターンは出尽くしていると思っていたのですが。。
いやいやまだこの手があったとは。

猫&不倫という新しいジャンルを作った?と言える?快作でした。

(追記)
猫かわいい!
猫かわいいいい!
猫かわいいいいい!

【価点・つけるとしたら】
☆3.8です。

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