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デニムスクールを終えて思うこと

先日、10日間のデニムスクールが終了しました。
全くの素人でもなんとか最終日までに自分だけのデニムを製作することができました。(ご教示いただいた先生方、本当にありがとうございました。)

9:00-16:00まで、とにかく布と糸とミシンに向かう。
大人になって、こんなふうに何か別の世界に足を踏み入れて集中して過ごす時間はなかったので、とても贅沢な時間を過ごさせていただきました。

繊維のまちで父が歩んできた人生。
父からたくさんの言葉や想いをもらってきたこと。
父ともっと繊維の話をしたかったなと感じる今。

アミューズミュージアムのOPENに向けて青森で修行をした2ヶ月間。
田中忠三郎先生と出会えたこと。
BOROや刺し子、裂き織りと出会えたこと。
ミュージアムで青森のテキスタイル文化についてアテンドをしたり、機織りの実演をしたこと。

巡り巡っていま、自分のいる場所が今までの自分と繋がっているような気持ちになりました。

縫うのがうまくいかなければ糸をほどき、縫い直す。
大袈裟だけど、なんだか人生に似ている気もしました。

出来上がったデニムのテーマは「繋がり」です。
右のポケットは、娘にお願いして好きに絵を描いてもらいました。

製作しながら感じた、親子の繋がり、人との繋がり、人生の点々の繋がりを私のデニムのテーマにしました。

こうして繋がりに気づけたことを大切にして、また11月も色々トライしてみようと思います。

スクールを終えてからも、沼隈町で地元の方をたくさん紹介していただき、「やりたいことを気軽に話してみたら良いよ!できることは協力するよ!」と言っていただけました。
福山市は故郷ながらアウェー感を感じていたのですが、そう思うのも感じるのも自分で、もっともっとシンプルに考えて良いのかもしれないと、出会う方々に気づかされました。

アトリエを探しながら、人が集まれる拠点のような場所をつくれたらいいなと思ったりしています。

ツイッター(X)やFB、noteをご覧いただいて応援してくださった皆さん、本当にありがとうございます。
コメントも嬉しいです。励みにします。

娘の描いてくれたポケット画


第20期デニムスクール修了式にて
心から感謝しています!皆様ありがとうございました。

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