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◤ひとり暮らし◢ “手を抜く”自分を許してみた。[#67]

新年度を迎え、生活も新たに。

ひとり暮らしをして1年と少し。
家事のなかでも、「好きな家事」「好きじゃない家事」が分かるようになってきた。

「好きな家事」は、掃除、洗濯、整頓系。
「好きじゃない家事」は、洗濯物をたたむ、料理、買い物、食器洗い。

こう見ると、汚れているものを綺麗にする作業が好きなよう。
綺麗なものが仕上がると気持ちいい。

「好きじゃないもの」は克服しない

いつからか、人でも食べ物でも、好きじゃないものは克服しないようにした。
それまでは、好き嫌いしないように、みんな平等に、そんな風に思っていた時期もあった。
しかし、それがストレスになっていることに気が付いた時、エネルギーの使い道を改めることにした。
わたしは多くのエネルギーに満ちているわけではないし、キャパも大きくない。母の様な寛容なこころを持ち合わせてもいない。
ストレスが掛かり過ぎて好きなものにエネルギーを注げず、好きなものも好きかどうか分からなくなっていた。
だから、潔く「好きなものは好き、嫌いなものは嫌い」と言うことにした。

***

家事も同様。
「ひとり暮らししてるんだから」「いい大人なんだから」「女なんだから」と世間の声で勝手に括り付けては、料理をしない自分をどこかで責めていた。
でも、好きじゃないものは好きじゃない。
洗濯物をたたむことも、買い物~料理~食器洗いも、気が向いた時はやるけれど、あまりしたくない家事である。

衣類は畳むと見た目は綺麗だけれど、結局翌日使っちゃうんだから時間を割いて畳む必要ないと思えるようになった。
濡れた衣類も掛けられるハンガーを使って、干して乾いたものはそのままクローゼットに収納している。

料理は仕事のある日はコンビニを利用することにした。
コンビニは割高だし栄養も偏りがある。プラごみも増える。家計や健康、環境を考えると控えた方が良いだろう。
しかし、料理が気分転換にならないわたしは、疲れた身体を使ってまで料理をしたくない。
その分、休日は“優しい”ものを作って体内を休めるように努めている。

「好きなものを好きなように食べる」
それが、こころの健康に繋がると信じている。

***

みんなと同じことができない自分を責めていた時期もあった。
しかし、所詮「人は人、自分は自分」である。
言い訳に聞こえるかもしれないが、わたしは“わたしが納得した、わたしの生活”を送る許可を、自分に出した。
そうすると、生活を営むということが以前よりも楽しくなった。
エネルギーを自分の好きなものに注げることで、「好き」をもっと大切にしようと思えるようになった。

ライフスタイルによってマイナーチェンジを

こんな生活が出来るのは、わたしがひとり暮らしをしているからだろう。
エネルギーを全て自分自身に注げるからかなうこと。

これから同棲や結婚、出産とライフスタイルが変わっていけば、こうも言っていられなくなる。
そんな時でも使えるものは上手に活用してマイナーチェンジをしていこう。
どんな時でも、無理をせず、自分(たち)が納得した生活を営むことを優先して。

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