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やめる家事|【料理編】ウチの「この家事やめました!」食費3万円節約に成功!

私は料理が一番苦手です。

できることならやりたくない。

ちなみに、夫は料理人です(忙しいので家にはあまりいませんが……)。ありがたいのは、夫はダメ出しをするタイプではなく「料理を作るのは大変」というのを分かっているので、私がどんなに手抜きしても口を挟まないでいてくれるところですね。

そんな我が家の食に対する考え方は、「ケチらない」。「いい素材を使い、栄養をしっかり摂ること。食べものは体をつくるから、食費だけはケチるな」です。それに甘んじて食費はあんまり気にしていなかったんですが、最近「それにしてもエンゲル係数高すぎる……」ということに気づき……

でも、あることを取り入れつつあることをやめたら、食事内容は変わらないのに3万円近い節約に成功したんです!

食費の節約って、お片付けのメソッドとほとんど同じことに気づきました。今回はそれを丸々ご紹介します!

■お料理でこれ、やめました!

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【やめました1:ざっくり買い物】

料理が苦手ということを理由に、これまでは買い物メモなどを作らず「ざっくり買い物」をしていた私……

でも、そのときどきに欲しいものを買い続けていたので、無駄なものを買ってしまうことも。とくに、「今日はお肉が食べたい気分になった~」と特売のお肉を買ったのに、冷蔵庫には賞味期限が迫った魚や肉がすでにあって、使い切れずダメにしてしまうことも……

【やめました2:献立ノート】

食品ロスを出さないようにしよう!と意気込んで献立ノートにチャレンジしたこともありました。しかし、もともと料理が苦手なため、献立を立てるのが苦痛で仕方がありません。専用ノートを買ってやる気を出そうとしたものの、結局初回しか頑張れず……苦痛なことはやめました。

【やめました3:手の込んだ料理&作り置き】

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食費を抑えるために、置きかえやかさ増しなどのアレンジテクをもっと磨いたり、作り置きをしたりする方がよいかと手の込んだ料理に挑戦してみましたが……

できあがったものが好みの味じゃなかったり、子どもが食べなかったりするとどうもテンションが上がらず。それに食べてくれない作り置きがあっても、無駄になるだけ……。料理時間が長引くのもつらくなったので、これもやめました。

【やめました4:中が見えない収納】

冷蔵庫の中を白い箱で統一したり、引き出しの中を中身が見えないケースできれいに整えたりすると、「中に何が入っていたか忘れる」!!冷蔵庫なんてほぼ自分や家族が見るだけの空間なので、そこを完璧に整えるのはやめました。目視ですべて認識できることが一番!!


■これを取り入れました!

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【冷蔵庫をスッキリさせる】

きっちりと献立を決めて買い物すれば食品ロスは減らせますが、要するに「無駄なものを買わなければよい」わけです。

それを自覚するためには、「冷蔵庫になにがあるのか一発で分かる」状態にするのが一番。中身までキレイに整える収納をやめるかわりに、冷蔵庫はぎゅうぎゅうにせず、奥まで見渡せるようスッキリと整頓。使わない調味料や賞味期限が切れているものは処分し、「なくなりそうになったら買う」ことに決めました。

【買い物ルールをつくる】

献立ノートは挫折しましたが、「無駄なものを買わないためのルール」として「買い物は週3回・2,000円台」という回数・金額を決めました。

週3回なので、とりあえず今日明日のメインと副菜・朝ごはんになりそうなものを買うと決めます。

金額も、たまに5,000円くらいになってしまう日があっても「そんな日もあるよね」と軽く受け止め、気楽にできるようにしました。残った週1日は、余り食材の処分デーにしたり思い切って外食してしまったり。特売のお肉を買ったときは買ってきたその日に分けて冷凍しますが、冷蔵庫内をスッキリさせたことで埋もれることがなくなりました。

ちなみに我が家では通常の買い物のほかに宅配も利用していますが、ここで冷凍食品や重たいお米やお酒などを頼むことに。事前に金額を確認できるので無駄買いしないよう気をつけられています。

【冷蔵庫が空になることを恐れない】

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今まで、冷蔵庫がすっからかんだとひもじい家庭のような気がして、「とりあえず何か詰まっていなければ」と思っている節があったんです。でも、思い起こせば実家の冷蔵庫も常に奥までギッチリ詰まっていて、何がどこにあるのかよく分かりませんでした。

今までの私は、どれから優先して使っていったらいいのか、今日使う予定のものはどれなのか把握しておらず……

冷凍したまま安心して、年単位で凍っているお肉もありましたね……

「冷蔵庫が空になることを恐れない」ということを決めたら、「今日使うのはこれ、明日はこれ」「今日買った特売のお肉の残り半分は金曜に使う」と目的が明確になって迷うことがなくなり、献立ノートを立てなくてもバランスよく食材を使えるようになりました。

【ローリングストックを活用】

「冷蔵庫が空になることを恐れない」とは言いましたが、買い物予定日に体調を崩したり災害など予期せぬことがおきたらと思うと、食材を持たなすぎることはリスクが高すぎます。そのため、「もし買い物に行けなかった場合」の「お助けローリングストック」を数を決めて持つことにしました。

例えば、すぐ調理できる冷凍食品や半調理食品、レトルトパウチなど、常に3日~7日は過ごせるくらいをストックしています。今までも持っていましたが、「これは災害用」となかなか手を付けずに賞味期限がいつの間にか切れてしまうことがあったので、日常的に使っていくことに。

先ほどの「残りものを消費する日」や「体調崩した日」はそれらを使い、次のお買い物タイムで使った分だけ追加します。

■これで3万円以上節約できた!

うちの場合、もともとのエンゲル係数が高かったこともありますが食費がこれで3万円ほど節約できました!

使いこなせなかった調味料や、たまに買うのにいつも余らせていた食材などをこの機に自覚したので、いっときの「これ使えそう~」「これおいしそう~」といった欲に目がくらまなくなり、無駄な買い物をすることがぐんと減りました。その代わり、「焼くときの塩」「オイル」とかだけはちょっとこだわってみたり。

「自分にとって必要なもの・使いこなせるものだけ揃え、無駄なく使う」

これはまさに、お片付けと同じですね!


私は料理があまり好きじゃないといいましたが、料理といってもほんと「焼くだけ」「炒めるだけ」といったシンプルなことしかできません。でも日々夕食で「メイン系おかず1~2品・副菜3品・汁物・ごはん」は常に出せているので、決してひもじい食卓ではないよね??と思っています。

はずかしげもなく冷蔵庫の中身も公開してみました。ちなみにこの日の夕食はこのような感じ(準備している途中で撮ったので、このほかにサラダとごはんと汁物もあります)。

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だいたい余るので、それは次の日私のランチに。

作り置きもしませんし、毎日の夕食をつくる時間はだいたい30分前後。15分くらいのときもあります。料理自体は変わっていないのに月の出費が3万円減ったということは、今までその分無駄になっていたということですよね……本当に恐ろしい!

このペースでしばらく食費をセーブしていき、無理なく節約にも励もうと思います!ご参考になることがあれば幸いです!

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