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Antique vol.1|1980's Japan vintage glass

約40年もの時を超え、ここにたどり着いたグラス達には、円熟した淑やかな魅力が詰まっていました。

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日本のお寺や神社などで行われる骨董市が好きで、よく行きます。こちらのグラスは、大阪・四天王寺の骨董市で見つけたもの。こちらの骨董市は、お好み焼きやたこ焼きの屋台が出ていたり、賑やかで人情味溢れる会話が飛び交っていたり。関西出身ではない私なりの「大阪らしさ」が詰まっている、大好きな骨董市のひとつです。

骨董市では、ジャンクなおもちゃや古い着物、家具、家電など、実に多様なものが売られていますが、私が特に惹かれる物のひとつが、明治から昭和に作られた日本のガラス食器。プレスガラス(金型にガラスを流し込んで成形する製法)や手吹きガラスなど、さまざまタイプの古いガラス食器が並んでいます。

日本のヴィンテージガラス食器は、いわゆる昭和レトロと呼ばれるような華やかなカットが施されていたり、経年で良い風合いにプリントが変色していたり、現行品にはない素朴な温もりがあります。

こちらのグラスは、店主によれば1980年前後に販売されていたものだそう。ほぼ傷がなく、未使用のような良い状態です。経年によりくすんだゴールドの絵柄とリムが好き。カクテルグラスとタンブラー、両方とも小さなサイズなので、日常使いと言うよりも、お正月などの日本の特別な日に使いたいなと思っています。

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大阪四天王寺骨董市
四天王寺大師会・太子会。大師会(だいしえ)は弘法大師空海の命日、太子会(たいしえ)は聖徳太子の命日で、それにちなみ、毎月21.22日に開催。約300店が連ねる大規模な骨董市。

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