『図で考える習慣』を読んで要点3つにまとめてみた。【本の要約】
なぜ、図にすることが大事なのか?
図を使うことで考えが深まる理由
情報の渦に溺れることがなくなるから。紙一枚で基本文章も使わないため情報量が限られる。もし、情報が多過ぎると整理するが中心になり、新たな切り口や柔軟な発想が奪われるため、頭でっかちになってしまう。
ポイントが洗練される
思考が「見える化」することで、「関係性」がわかりやすくなり、大事なことに気づきやすくなる。箇条書きだと果たしてそれらが大事な要素のすべてなのか判断がつかない。考えが広がったり深まったり見える化されたりする。
図が生み出すイノベーション
図を描く目的とは?
図を完成することが目的ではない。図と対話することで考えを深め広げることが目的。
図を描くために必要な3要素と6つの図形とは?
1.概念図
○ △ □ を使った落書き、ポンチ絵。
○は概念やキーワード、□はファクト。▷を使えば、流れを構成する意味ある塊にできる。
2.構成図
田の字型、ピラミッド型、ループ図 を使った型、フレームワーク。
3.分析図
分析図はエクセルに数字を入力すると自動で描いてくれる。これは「考える」ということではない。単なる「見える化」であるため、本書では未解説
今すぐ図を使うための3つのコツと手順とは?
シンプルにする
上から下もしくは、左から右そして、3つのセグメントのように一枚の図の全体構造はシンプルにする。
余白を作る
余白が発想を刺激する。余白が発想を広げる支援をし、新たな着想が図を豊かにする好循環ができる。
キープしておく
全体のイメージやアイデアを書きなぐった図は、仕事が終わるまでその「紙」をずっと持ち続けている。
そして、図を何度も書き加えたり書き換えたりと対話を繰り返すすることでイメージとして残りやすい。
だから、新たな発想が生まれやすくなる。
今すぐ図を描く3つの手順
思いつくことを列挙する
関連しそうなものをカテゴリー分けする(What・How・Why)
構成図の3つの型に当てはめてみる
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