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カバーカーライフ Mj2月号 より

徳島市 有米真輝さん ・ 三好市 大本陸斗さん
日産シルビア(S14)

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「将来はお客さまから信頼される整備士になりたい」

学校ではさまざまな実習車があり、午後はみっち り実習などでクルマのことを学べる環境。
2級自動 車整備士の資格を目指し、卒業後は自動車ディー ラーなどで即戦力の整備士を目指す。

自動車整備士の卵を育てる徳島工業短大の生徒さん

 今月の本誌表紙を飾ったのは自動車工業に関する専門知識を身に付けた人材を育成する徳島工業短期大学の生徒さんたち。そんな中、本企画でピックアップしたのは同校2年生の有米真輝さんと1年生の大本陸斗さんだ。
 当然のことながら、二人がこの学校に入学したきっかけはクルマに興味があり、将来的に自動車整備の仕事に就きたいと思ったから。
「幼い頃からクルマが好きで、いつかクルマの整備を仕事にしたいなと思っていたんです。そのために整備士の資格を取れる学校を探していたら、ここが通学距離も短く、いろんなクルマを学校で整備できて良いと感じました。オープンキャンパスに参加し、楽しそうだと思ったので入学を決めました。生徒はみんなクルマが好きで通っているので、学校ではクルマの話題がいつもできるし、自分も知らないことを知ることができて充実しています」(有米)
 1年後輩の大本さんも一人前の整備士を目指す。
「整備士になったらクルマの部品や分解をしたりすることも多いと思うんですけど、僕はそういう作業が好きなんです。クルマに興味を持ち始めたのは高校生の頃。高校が工業系の学校の機械科で、分解をする実習があり、そこでエンジンを分解することに興味を持ち始めたんです」(大本)
 一緒に撮影したS14型日産シルビアは同大学の数ある実習車の中の一台。実はこのシルビア、有米さん、大本さんともにお気に入りの実習車なのだ。
「親父がテレビゲームでシルビアを使用していて、それを見ていたせいかシルビアのデザインがずっと好きだったんです。最近はドリフトでD1とかでも活躍しているし、そんな競技車両を見ているうちにさらにカッコイイなと思うようになりました」(有米)
「僕はまだ、このシルビアを実習では使ったことがないんですけど、ドリフトに興味があって、FR車でミッション車、ターボの設定があるクルマが好きなんです」(大本)
 学校を卒業すれば即戦力の整備士として活躍が見込まれる有米さんと大本さん。将来は「すぐにどこが悪いか分析して直せるバリバリできる整備士に」(有米)、「ミスをしない、お客さまから信頼される整備士になりたい」(大本)と、ともに職人気質の頼もしい整備士を目指し、励んでいる。

学校内の実習車の中で有米さん、大本さんのお気に入りがこのS14型シルビア。
ちなみに大本さん はS15型シルビアも所有している。

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