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「マインドフルネスビジネス茶道」を外資系コンサルティング企業様で実施させていただきました

こんにちは。英語全国通訳案内士・茶道裏千家準教授 マインドフルネスジャーニーズジャパン代表の服部花奈です。

過日、東京都内の外資系コンサルティング企業様にご依頼いただき、マインドフルネスビジネス茶道の講座を開催させていただきました。
今回は、こちらの講座について書かせていただきたいと思います。


他にも「ビジネス×茶道」「マインドフルネス×茶道」をテーマに活動されている方は大勢いるのに、どうして私を選んでくださったのか

最初のお問合せは「現在チーム内でマインドフルネスのイベントを企画しており、茶道を通してマインドフルネスを学べないかと考えております。」というものでした。

その後何度もメールでやりとりしながら、詳細を詰めて、社内での承認もとっていただき、最初のお問合せから約2ヶ月後に実施させていただきました。

「オンライン打ち合わせもご希望であればできます」とおっしゃっていただきましたが、外資系コンサルティング会社のお仕事が激務なのは、また別の外資系コンサルティング会社で活躍している友人の話から存じていたので、仕事ではなくあくまでチームの福利厚生イベントである今回の講座のためにオンラインミーティングの時間をとっていただくのは申し訳なく、メールのやり取りのみで何度も打ち合わせを重ね、ご担当者様のお顔も存じ上げぬまま、いざ大阪から東京へ。

「東京にはビジネスと茶道を掛け合わせて活動されている方/団体、茶道とマインドフルネスを掛け合わせて活動をされている方/団体はたくさんいるはずなのに、どうしてわざわざ関西の私にご依頼をくださったのかしら。
英語での実施なら、私は日本語でも英語でも同じ料金だし、通訳がいらないし、東京の方にお願いするよりメリットはあるかもしれないけれど
今回は日本人向けだから英語でもないし
それなのに大阪から東京まで呼ぶと余分に経費かかるのに
なんでそれでも私を選んでくださったのかしら」と、
素朴な大いなる疑問を抱いておりましたが
それをようやくお聞きすることができました。
これはさすがに、お顔を拝見したことのない方に
不躾にメールでは聞けませんので。笑

「他にも問い合わせをさせていただいた方が都内で2名いたんですが、ご提案いただいた内容が服部さんのものが一番私たちが求めていたものにぴったりだったのが最大要因ですが、あとはメールのレスポンスの速さと、メールから伝わるフィーリングが一番合ったので、大阪からご足労をお願いすることにはなりますが服部さんにお願いするに至りました」

とおっしゃっていただきました。
誠に有り難う存じます。
感涙でございました。

忙しいのが当たり前の企業の中で、心の健康について学ぶ時間を作りたい

今回お問い合わせくださったご担当者様によりますと
私が友人を介して存じている外資系コンサルティング企業と同様
こちらの企業様もやはり日々激務であるとのこと。
忙しいのが当たり前の環境の中で
心と体の健康を保っていく術を学ぶ時間を作りたい
特に若いコンサルタントに早いうちにそういう術を学んでもらいたいという想いで
マインドフルネスを学べる講座を探していたところ
私のホームページに辿り着いてくださったとのこと。

昨今、経産省が唱える「健康経営」という概念の広がりを
担当者様とお話ししながらひしひしと感じました。

少しでも今日の講座がお役に立つことができるのなら
こんなに有難いことはございません。

講義からお点前実践へ ー 皆様のお顔が柔らかく、笑顔になっていく時間

講座の最初の三分の一の時間は、茶道のもつマインドフルネスに焦点を当てた講義を。
その後、テーブルで行う盆略点前のデモンストレーションの後
参加者の皆様にグループに分かれていただき、実際にお点前の体験。

この時も、単なるお点前体験ではなく
あくまで「マインドフルネス」に意識を向けたお点前体験です。

そして自分が点てたお茶を他の方に飲んでいただく時の作法
人が点ててくださったお茶をいただく時の作法
その際の大切なこころ
日常生活でいつも心に留めておきたい禅のこころ

そういうことを説明差し上げながら
和気藹々と
穏やかな時間。

最初に入室された時の皆様の表情(特に男性)から想像ができないほど
柔らかなお顔になられていくのを
大変嬉しく拝見いたしておりました。

お点前体験の時間に
「自分で飲みたいところをあえて人に出して、でも飲んだ人が美味しいって言ってくれた時、すごく嬉しいなって思いました」
「季節感のあるお道具ってすごくいいですね」
「おじいちゃんが茶道やってたみたいで、今まで興味もってなかったけど、今日のイベントですごく興味もちました!」
と笑顔で話しかけてくださる方が絶えず
本当に皆様心から楽しんでくださるのだなぁと喜びが止まりませんでした。

「高みを目指しながらも、普段心身共に忙殺されているメンバーにとって癒しのひと時となりました」


講座の翌日、担当者様に御礼のご連絡を差し上げたところ、以下のような有難いお言葉を頂戴しました。

「昨日は素敵な講座を開いて頂き、誠にありがとうございました!!
私も服部様に直接話しかけているメンバーを見て、いかに皆が良い時間を過ごしてくれたのかを感じることができ嬉しく思っておりました。
講座中に、「こういったイベントはどういうきっかけだったんですか?めちゃめちゃいい企画ですね、ありがとうございます!」(男性)と言っていたメンバーもいました。
服部様のお人柄やお話のされ方、声のトーンや所作であったりと、全てが我々の日常にはないものでございました。
高みを目指しながらも、普段心身共に忙殺されているメンバーにとって癒しのひと時となったことは言うまでもございません。
今回の講座については我々も社内に知らせていきたいと思っておりますので、
またぜひ機会ございましたらご一緒できますと幸甚に存じます。」

戦国の世を生き抜く武士が
茶道を精神的にも政治的にも大切なツールとしたように
現代を生きるビジネスパーソンにとっても
茶道は
令和の時代を力強くしなやかに生き抜くためのツールになり得ると思っております。







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