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どうしてもチラシに弱いんです

こんにちは、アラカンのおかんです^^ コロナで経営していたゲストハウスのお客様がほぼゼロに😵日々悪戦苦闘しながらもほっこりしたものを書いていきたいと思っています😄

一枚のチラシ

朝、食卓に座り、何気に新聞の折り込みチラシをパラパラとめくっていると、1枚の広告が目に留まりました。そこには「福袋」の文字が。これはチェックしないことにはと、メガネを取りに行きました。

なになに、幸先

そのチラシには、「幸先」さいさき、新年の「幸」を「先」にゲット」!!と、うたわれています。先行販売なる文字も。「なになに」と、本腰を入れて見ていくと、レディス向けのブラウス、ニットプルオーバー、スカート、ベスト、インナーの5点セット。さらに4点セットもあります。お値段は5000円。「じぃー」とその組み合わせの写真を眺め、その下に視線を落とすと、今度は「人気ブランド福袋も充実」と書かれ、レディスとメンズパジャマの2点セットが、それぞれあります。写真はさらに小さくなり、目を凝らして、これも「じぃー」と見ると確かに有名ブランド。あったかパジャマとルームセットの2点入りでお値段が3000円。「安い!」→「パジャマ大好き」→「買いたい」と、思考は移動していくのでした。

どうしても行きたい

常日頃、安物買いの銭失いを自覚しているおかん。この負のスパイラルに「足を踏み入れてはダメよ」と自分に言い聞かせてはいるのですが、「福袋」に目がないおかんは、どうしても行きたくて、大掃除の今日やる計画を放って店に向かったのでした。

ただならぬ予感

開店は10時。5分前に到着したおかん。すでに開店を待つ人達に入り口は囲まれています。「これはただならぬ予感。早く売り場に行かなければ、売り切れてしまうかもしれない」早くもお正月の福袋を買う時の緊張感が。開店になりました。おかんは売り場に向かって早足に。ここで転んではいけないと思いつつ、エスカレーターで2階へ。他の人達もエスカレーターを急いで昇っていきます。ブランド売り場に行くと、パジャマがありません。店員さんに聞くと、「パジャマ売り場は3階です」と教えてくれ、再びエスカレーターに飛び乗りました。「あった!」と売り場に到着。えええ。周りには誰もいません。今までの気合は何だったのだろう。拍子抜けしたおかんは、気を取り直して「まあ、ゆっくり選べるからラッキーだよね」と、品定めをしていきました。

隠されたミッション

この福袋を買うというミッションには、実は、ある計画がありました。それは、先日の記事「人生最後までわからないよ」で、兄の次男くんが登場しますが、その次男くんにこのパジャマを、送るということです。大阪から岐阜に転勤になって、ふとんを送ったところですが、知らない土地で新年を迎える次男くんに、着てほしかったのです。おかんは次男くんと自分用にパジャマを買うと、サービスカウンターに向かいました。このチラシには、「全国配送承ります!」という文字が入っていたのです。テーブル席で宛先の住所を書いていると、「メッセージもひと言、届けたいな」と思い、店員さんからメッセージカードを受け取ると、先日の記事で書いたように、「お元気でお過ごしですか。慣れない土地で大変でしょうが、がんばってくださいね。そして自分の人生を切り開いていってください。人生最後までどうなるかわからないのですから」と書き添えました。

こうして大きな福袋を抱え家路についたのでした🤭

さいごまでお読みいただきありがとうございました。スキやフォローもしていただけると励みになります。それではまたね。ばいばーい😃




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