見出し画像

リフレッシュしたい時に

こんにちは、アラカンのおかんです^^ コロナで経営していたゲストハウスのお客様がほぼゼロに😵日々悪戦苦闘しながらもほっこりしたものを書いていきたいと思っています😄

新春のチラシには

2021年のお正月が過ぎた頃、新春のエステ体験のチラシが舞い込みました。お試しということで、特別なお値段で受けられるというのです。しかも、数あるコースの中から、好きな施術を選べるようです。「エステかぁ、いいなぁ。そういえば、ここんとこ、自分の手入れをしてなかったし」と、心は「エステがしたい」と伝えてきます。

格闘

その頃、おかんは、古い団地をシェアルームにしようと、毎日、物件に通ってコンクリートの壁と格闘していました。コンクリートの壁は外気との温度差で結露ができて、壁紙にカビが出ていました。壁に直接ペンキを塗った方がカビが生えないということで、まず、壁紙を剥がす作業に取り掛かりました。壁は古く、壁紙を剥がすのにも一苦労。壁紙剥がしの溶剤を塗ってみたり、水をかけたり、はたまたスチマーを買って壁紙にあてて、スケイパーでこそげ取ったりと、べったりコンクリートに付いた壁紙を剥がすのは想像以上に時間と手間がかかりました。しかもその壁は、二重に壁紙が貼られていて、同じ作業を繰り返すことになったのでした。全部屋3室と、リビングキッチンの合わせて4室があります。お手伝いの助っ人くんと2人で、この作業を行っていましたが、途中で助っ人くんは故郷の栗の山の手入れに帰り、脱落。地味な作業は続いていきました。木工工事を頼んだ工務店の親方は、「この壁紙の上に新しい壁紙を貼っても、しばらくするとまた、カビが出てきますよ」と聞いていたので、「剥がしてペンキを塗る」ということは譲れなかったのです。

そしてまだまだ

こうして、どうにかこうにかして、壁紙剥がしは終わりました。次はいよいよペンキ塗りです。ペンキはアイボリーに近い白を基本で塗り、一部屋のアクセントカラーには薄いパープルの色を選びました。天井も白にして、浴室とトイレは、シトラスイエローの薄い黄色を選びました。「これって、ほぼ全室ペンキ、おまけに天井までも」だったのです。おかんの格好は汚れてもいい作業用の服の上にレインコートを身にまとい、ペンキを塗っていきます。これはこれで一筋縄ではいかぬことになりました。コンクリートの壁や天井が古いので、一度塗りでは白くならず、二度塗り、三度塗り、四度塗りと続いていきました。天井を塗るのにゴーグルとマスクをしましたが、「ポタッ」と目の中にペンキが入ったり、三脚から落ちたりするアクシデントも。朝から、夕方暗くなるまでペンキ塗りにいそしむ日々が続きました。そうして、木工工事の工務店へとバトンタッチしていくのでした。

こうした日々を経て「心がエステがしたい」という答えは、「よくがんばったね。いいよ、行きなよ」でした。そしてついにその日がやってきました。

エステに行こうっと

商業ビルの中に入っているエステサロン。そこは別世界でした。キラキラ光るシャンデリア、ロココ調のイスやテーブル。分厚いカーペット。白やパープルが基調のおしゃれな空間です。飲み物をサービスされ、受付を済ませると、お部屋に。ベルを鳴らすと、スポーツで鍛えたようながっちりしたエステティシャンが入ってきました。「よろしくお願いします」と早速、ほぐしていきます。「ゴリゴリ」と肩の辺りから音が。「こっていますね」と声をかけられ、「はい、仕事がガテン系なものでして」とおかん。「すごく、こってますか」と聞くと、「かなり。ほぐしがいがあります」と。そして彼女は肩から、足裏まで一生懸命にほぐしていくのでした。最後は頭のマッサージ。身も心もリフレッシュ。体験エステは大満足に終ったのでした🤗

さいごまでお読みいただきありがとうございました。スキやフォローもしていただけると励みになります。それではまたね。ばいばーい😃


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?