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童話『ウサギとカメ』の結果を変える「もしもウサギにコーチがいたら」感想

・たまにはこういうのも書いていくつもりです。

・が、すごーく長い感想文を書くのもなんだと思う。
……のでおいしそうな「要素」だけ切り取って紹介します。


もしもウサギにコーチがいたら 「視点」を変える53の方法

・コーチングの入門書です。
「あなたどこかのコーチでもやってます?」というと全くそういうわけではないです。タイトルが面白そうなのでたまたま最近読みました。
当記事のタイトルにあるように、イソップ物語の「ウサギとカメ」のウサギを教える立場になり、どうコーチしていくかが綴られています。

・最初に挙げた通り全編通しての感想は、見るのも書くのもカロリーが高くなりがち。ということで、面白いトピックを3つだけ紹介します。
興味を持ったら是非購入して自分の目で確かめてね。


①教えるときは「1回に1つだけ」


・コーチが何かを教えるとき、2つ以上のことを同時に教えてはならない
当書籍によると「1つの新しい動きや考え方を咀嚼するとき、人は2,3週間の時間を必要とする」とあります。
2,3週間という時間は直観的ではありませんが、”新しく”となると話が違ってきます。

・「前にも教えたでしょ」はNGワード。
ぼちぼち生きてたら教えることも何度かあると思います。
上記した通り、”その人にとって知らないこと”の理解には時間がかかります。誰かに物を教えるときは何度も同じことを繰り返す根気が必要とのことです。

②「レセプター」がなければ情報を取り入れない


・そもそもレセプターとは直訳で受容器を意味しますが、コーチングにおいては違います。
今回は「受け取ると決めた情報をキャッチする能力」と解していただければ分かりやすいと思います。

・ウサギの耳は長いけれど、実際に聞いているのはウサギの「脳」です。
当然ですが、人間も耳で聞いていますが、「脳」で理解しています。

・興味のあることは聞けるし、そうでないことにはそもそも注目しない。
例えばあなたが現役のサッカープレイヤーであれば、「サッカーのための体づくりの方法論」「プロチームの主流な戦略や戦術」「ドリブルやパスの練習法」「来期シーズンの注目選手」「練習後のストレッチ」のような情報を知っているでしょう。
ただ多くの人はどの情報についても知らないし、自発的に知ろうとも考えませんよね。
この「知りたい」と思えている状況こそ「レセプター」がある状況だと言えます。コーチングするには相手にいかにして「知りたいと思わせるか」が鍵になってきます。

③説教しない

・説教したい人の話は面白くないですよね。
このnoteも「説教」ではなく「おもしろい情報」を提供できるよう努めねばなと、心にグサグサ来ます。この辺りはぼちぼち頑張っていきます。




・ゲームしてたら更新遅れました。

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