ウルトラマン第2話 / 「侵略者を撃て」を見ました。 #ウルトラサブスク
100文字短評
有名怪獣バルタン星人初登場。分身能力の演出は素晴らしいと思いました。バルタン星人虐殺事件も有名だけど、円盤を本当に破壊したかはちょっと分からない演出。市街地で核を使う展開には驚き…。
私でも知っている有名怪獣(人気怪獣)のバルタン星人が初めて登場回です。
バルタン星人の鳴き声って多分マタンゴですよね…。恐怖が倍増…。
そう言えばバルタン星人って怪獣?宇宙人?
『怪獣』と『星人』の使い分けがイマイチ分からないです。
ギャグとシリアスが混在したエピソードでした。
第2話の開幕早々、「第四の壁」を越えてイデ隊員とアキコ隊員が視聴者に話しかけてくるというメタ発言をぶっ込むだなんて、この時代のテレビ番組でもそんなネタやれるのかぁと私はちょっと意外で驚きました。
この世界の日本はどうやら核武装をしているようで、宇宙人(バルタン星人)の意図が不明でリスクがあるので、宇宙船を発見次第、核ミサイル『ハゲタカ』を撃ち込め!!という強硬論が飛び出す訳ですが……。
いやぁ市街地で核使用ってさぁ……。リアルティを考えてはいけないのか……。
まずは話し合いで平和的に解決しようとする科特隊。
が!
宇宙人との『交渉』に向かう隊員に防衛軍の指揮官らしき人物が「私の合図一つで、いつでも『ハゲタカ』(※核ミサイルである)が飛び出しますので、一つ安心してかかって下さい!」と声をかける。
いやいや核ミサイルを撃ち込まれたら街が全滅するだろう……。
ハリウッド映画とかの批評で「アメリカ人は簡単に核を使ってけしからん!!」なんてよく見るけど、それはちょっと言い過ぎじゃないかな、やっぱりあれは。
バルタン星人は宇宙忍者とも言うらしいんですが、分身技を使うんですよね。
今回いい演出だと思ったのが、この影が本体だった!という後半の展開です。
ただ、これ子供にはちょっと難しい表現なんじゃないかなとも思いました。(私が子供だったら気付かないなぁ…。)
半世紀くらい昔の子供向け娯楽番組ですし、そこまでリアルティを考える時代でもなかったのかもしれないですけど、これにはちょっと苦笑です。
今回は放射能汚染の「ほ」の字も出ませんでしたし。
バルタン星人とGoogle検索すると、「かわいそう」が関連キーワードでサジェストされるんですが…。
ファンの間では有名なんですけど、今回地球に飛来したバルタン星人は20億人もいたんですけど、ウルトラマンはそれ全部問答無用で虐殺した!!と言われているんですよね。
あまりにも凄まじい設定なので、ウルトラマンには疎い私でもそのネタは知っていたんですけど、実際に該当エピソードを見ると、初代ウルトラマンは、バルタン星人の宇宙船を本当に破壊したのか?バルタン星人を本当に全員虐殺したのか?は実は直接的には描写されていないんですよね。
空は光って、やっぱり爆発音は聞こえますけど、そこで何が起こったのかは描かれていない。
うーん、どうなっていたんだろう、あれは。
総評
ウルトラマン第2話 / 「侵略者を撃て」、有名怪獣バルタン星人が登場する回で演出や展開も興味深かったです。
特にバルタン星人大虐殺ネタばかり言われて言及は少ないんですけど、市街地で核ミサイルをぶっ放す日本特撮は意外でした。
本日のお気に入りの台詞
「キミノ、ウチュウゴハ、ワカリニクイ。」
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