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ウルトラマン第3話 / 「科特隊出撃せよ」を見ました。 #ウルトラサブスク

100文字短評

電気を食べる透明怪獣ネロンガの特撮が見所。怪獣の光線を受けても死なないアラシ隊員は一体何だろう。不思議と言えばホシノ少年、勝手に科特隊の武器持ち出したり、侵入したり…。一体この少年は何者なんだろう?

伊豆にある古井戸から聞こえる不気味な音を調査するため、フジアキコ隊員とホシノ少年は現地を訪れる。時を同じくして、井戸の近くにある水力発電所や送電所が、何者かに襲われる事件が勃発する。姿の見えない襲撃者の正体は、なんと透明怪獣ネロンガだった。電気を食べるネロンガが次に襲う場所は?
監督:飯島敏宏
出演:黒部進
出演:桜井浩子
出演:小林昭二
出演:石井伊吉
出演:二瓶正也
特技監督:的場徹
脚本:山田正弘
(C)円谷プロ

ウルトラマン第3話 / 「科特隊出撃せよ」 TSUBURAYA IMAGINATION より)

感想

早速私の全然知らない怪獣が出ました。

透明怪獣ネロンガ。
やっぱり最近まで寝ていた怪獣だから寝ロンガなんだろうか、このネーミングは。


この少年は一体何者なんだろう…。

宇宙怪獣ベムラー、宇宙人バルタン星人と続いたからか、今回は地球生まれ地球育ちだと思われる透明怪獣ネロンガ君が登場です。
ただ怪獣よりもホシノ少年の正体が気になって仕方がなかった。
科特隊の任務に同行して、自分の意思で井戸の中に勝手に降りていくという逞しい謎の行動力。
公的機関だろう科特隊に自由に出入り出来る身分のこの子の正体や設定っていつか明かされるんだろうか。

洞窟の先には怪獣の巨大な目玉が…!

古井戸から続く洞窟の先には怪しい音の正体、つまり透明怪獣ネロンガが寝ていた訳なんですけど、怪獣の巨大さを強調するこのカット↑はやはりイイネ!と思います。


電気を吸う時だけ姿を現す透明怪獣ネロンガ

透明怪獣ということで、冒頭の発電所を襲うシーンは、勝手に発電所が壊れたり、誰もいないのに足跡が地面に付いたりと、「そこに見えない何かがいる!!」ということを巧く表現していました。
……けど足跡がつくなら住処も居場所も全部把握できそうな気も(気にしてはいけない)。


ネロンガ君の光線攻撃!
怪獣の光線を受ける生身の人間!

ホシノ少年以外にもアラシ隊員も不思議です。
怪獣の光線をまともに浴びるんですけど、ほぼ無傷なんですよね。
ウルトラマンファンの間ではこの謎の耐久力がよくネタにされているらしいんですが…。
多分ウルトラマン放映初期は、製作陣も試行錯誤をしていて、怪獣はどのくらい強いのか、どのくらいまでリアルティや設定を詰めようかってライン?が定まっていなかったんだろうなぁと勝手に解釈しています。
たとえば第二話で、市街地で核ミサイルを平然と使う荒唐無稽さとか。


光線を食らっても動じないウルトラマン

ネロンガが弱いのか、ウルトラマンがチートなのか。
このシーン、一部のファンは「大胸筋バリア」なんて呼ばれているらしんですが、流石に私も笑いました。


ネロンガ君ののたうち回る動きは秀逸でした。

ネロンガ君、目をつぶされたり、角を折られたり、とちょっと可哀想でした。
力尽き、尻尾も地に付いたネロンガ君に更にスペシム光線を浴びせていくウルトラマンの徹底ぶり。
ただ昔の怪獣って、現代的なデフォルメされた愛くるしさ?が皆無なので心痛はさほどでも無かった(え)。


総評

ウルトラマン第3話 / 「科特隊出撃せよ」、個人的には製作陣の試行錯誤を感じる回でした。
透明怪獣の存在を上手く表現した序盤の特撮は見所です。
ウルトラサブスクでちゃんと見るまでは、「ネロンガは侍によって倒された」と言う設定しか知らなかったので、ネロンガ君も昔は(多分)小さかったのだろうと知り、長年の謎が解けました。

本日のお気に入りの台詞
「おかしいなぁ…アイツ」

「おかしいなぁ…アイツ」(もうハヤタ隊員の正体がバレかかっている?)

★布教

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