2022-02-26


仕事の前後とか、見られたくないタイミングとか、なんとなく気だるくて憂鬱なときに吸うタバコがいちばんいい。と知っていながら何もない休日の昼過ぎのセブンイレブンでタバコを吸う。やっぱりそうでもない。アメスピのペリックが悪いのではなくてわたしの問題であるのに、なぜか損をした気分になる。惰性で不健康な煙を肺というフィルターに通して吐き出すだけだ。あと2本しかない。

今年で27歳になる。これまででいちばん楽しくて、いちばん宙ぶらりんで、どんどんズレを感じている。ひとりが好きで、誰ともいたくない。誰かといたい友人たちとの溝を感じて、会話がぎこちないように感じて、ひとりになりたくなってしまう。映画も本も展示も、誰とも共にしたくなければ感じたことも打ち明けたくない。伝えなければわたしだけのものだ。

女の体に生まれたけれど大して女として生きたいわけではない。しかし女の体で不自由な思いもしたことはない。女でいたいとも男になりたいとも思わない。しかし女として生きていけと言われると泣きたくなる。こんなに変な人間なのに周りと溶け合って何となく生きていけるなんて、世界は割と融通がきいて優しいんじゃないかとおもう。無関心のあらわれでもあるのだろうか。

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