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Google Home, Nest Hub向けにアクションを作ろう - 第10話: デバッグ
Interactive Canvasを兼ね備えたActions on Googleはコンポーネントが多くどこかで動作がうまく行かなかったときに原因を特定するのに最初混乱することが多いと思います。
そこで、私が普段やっているデバッグのしかたを紹介したいと思います。
Interactive CanvasのデバッグInteractive Canvasのデバッグ手順は以下のようにやっています。
1.
Google Home, Nest Hub向けにアクションを作ろう - 第1話: アクションとは
Google Nest Hub / Google Home向けの音声対話アプリ(アクション)を作る方法を説明して行きたいと思います。まず第1話は、この「アクション」と呼ばれている音声対話アプリとは何かを説明します。
「アクション」あるいは「Actions on Google」は、Google Nest Hub, Google Home, あるいはAndroidスマートフォンのGoogle Ass
Google Home, Nest Hub向けにアクションを作ろう - 第2話: Dialog Flow & Webhook
アクションを作るため、Googe Homeを使った一連の会話の流れがどのように処理をされているか説明します。
単純な会話のフロー
声 -> Google Home(マイク) -> Google Assistant -> Dialog Flow -> Google Home(スピーカー)
という流れになります。
1.声がGoogle Homeのマイクに拾われる
2.Google Homeの中
Google Home, Nest Hub向けにアクションを作ろう - 第3話: プロジェクトの作成
今回からいよいよ、アクションを作るプロジェクトを作成していきます。
パーミッションの設定まずアクションを作り始める前に、自分のGoogleアカウントのパーミッション設定を確認します。
アクションを作るためにはいくつかのパーミッションをオンにしておかなければいけません。
https://myaccount.google.com/activitycontrols
こちらのリンクを開き、開発に使
Google Home, Nest Hub向けにアクションを作ろう - 第4話: 会話シナリオの作成
まず前回のおさらいをしたいと思います。前回は以下のステップを経て、Dialogflowプロジェクトを作成しました。
1.アクション作成に必要なパーミッションを許可した
2.アクション作成に必要なパーミッションを許可した
3.アクションプロジェクトの作成
4.アクションの作成
5.Dialogflowプロジェクトの作成(同時に最初のIntenentが2つ生成される)
Default Welcom
Google Home, Nest Hub向けにアクションを作ろう - 第5話: Intentの作成
本日は、会話の受け皿であるIntentを一から作っていく方法を説明します。
前回のおさらい
前回はDefault Welcome IntentというもともとあるIntentに、「コケコッコー」、「カッカドゥー」などの言葉を入れて、Google Homeから発話させるところをやりました。
このDefault Welcome Intentというのは、アクションが立ち上がったときに一番最初に”一方的に
Google Home, Nest Hub向けにアクションを作ろう - 第6話: Webhookの作成
前回までで、Google Homeが会話を受ける部分を全部作ってきました、このこの回からいよいよ、返答を作る部分にはいります。
第2回で説明しましたが
Webhook ≒ Firebase Functions
ですので、Firebase Functionsの開発環境をセットアップするところから始めたいと思いますが、まず後々の回のためにIntereactive Canvasの機能を有効にします
Google Home, Nest Hub向けにアクションを作ろう - 第7話: 簡易版動物しりとりの作成
この回から本格的なアクションにこのプロジェクトをしていきましょう。
私がGoogle Homeが出たばかりのころつくった「動物しりとり」というアクションあります。
これはGoogle Homeを相手に動物の名前を使ったしりとりができるというアクションなのですが、これに近いものを作って行きたいと思います。
不要な魚Entityの削除DialogFlowのIntentsから、what_is_th
Google Home, Nest Hub向けにアクションを作ろう - 第8話: Interactive Canvasでディスプレイに動物を表示する
前回のやり残し前回のコードでは、conv.close()関数で会話を終了する際、したのコードですでに話した動物名のリストを空にしていました。
consumedAnimals.length = 0;
これで十分なのですが、シミューレーターでテストしていると、途中でアプリをCancelボタンでキャンセルして何度も試したくなると思います。このとき、上のコードは実行されずに会話を抜けるため、cosum
Google Home, Nest Hub向けにアクションを作ろう - 第9話: ユーザーインタラクション
ユーザーインタラクションの設計第8話までで簡易版動物しりとり(動物ゲーム)を動物の写真を見ながら楽しむことができるようになりました。
Interactive CanvasはグラフィカルユーザーインターフェースをGoogle Homeにもたらすものと紹介しましたが、まだユーザーからのインタラクションの要素はこのゲームには入っていません。この回では、ユーザーが画面上のボタンをタップすると、それにAct