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地方で面白く、可笑しく、楽しく暮らすことを最優先に行動しています。 自身の振り返りや読書のアウトプットの場として最適かなと思いnoteを始めました。

マガジン

  • 名著を読んだ気になるマガジン

    「読んだ気にさせる」読書感想文を目指しています。 新聞を読むことも好きなので、単に本のあらすじや感銘を受けたことを書くだけでなく、新聞で話題になっている出来事、情勢などと絡めて自分なりの解釈も加えています。興味のある方は是非ご覧下さい。

  • これまでの人生の振り返り

    地方公務員3年間、公認会計士として監査法人で18年間働いてきましたが、ついに監査法人を退職し、46歳で独立することにしました。独立するにあたり、なぜ退職する必要があるか、本当に大事にしたいものは何か、独立するまでの18年間で出会った上司や同僚、クライアントについて振り返り、これからの人生の糧にしたいと思います。同じような境遇の方や、これから人生を大きく転換しようとしている方など勇気ある選択の一助になれば嬉しいです。

最近の記事

ホモ・デウス⑵〜人類の課題リスト❷〜

前回に続き「人類の課題リスト」です。 21世紀の人類の課題リストが「不死・幸福・神性」の獲得というのはハラリさんの仮説です。つまり、人類は「飢饉と疫病と暴力による死を減らすことに成功したので、今度は老化と死そのものさえ克服することに狙いを定めるだろう。また人々を絶望的な苦境から救い出せたので、今度ははっきり幸せにすることを目標とするだろう。そして、人類を残忍な生存競争の次元より上まで引き上げることができたので、今度は人間を神にアップグレードし、ホモ・サピエンスをホモ・デウス

    • ホモ・デウス⑴〜人類の課題リスト❶〜

      「名著を読んだ気になる」シリーズ第2弾は、第1弾に続きイスラエル人歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリさんの著書である「ホモ・デウス」です。 第1弾の「サピエンス全史」でハラリさんは、人類が地球上の征服者になるプロセスを重要な3つの革命、すなわち「農業革命」「認知革命」「科学革命」についての膨大な知識と斬新な洞察によって丁寧に考察しています。特に偶然の産物である「認知革命」によって人類は「宗教」「貨幣」「帝国」という想像上の秩序を作り出したという洞察は大変興味深く、その思考プロセ

      • サピエンス全史⑵〜「それで人々は幸せになったのか」〜

        今回はサピエンス全史の2回目となりますが、これで完結です。書きたいことがたくさんあるのですが、心を鬼にして取捨選択しています。 科学革命認知革命が生んだ想像上の秩序である「宗教」が支配していた世界に、「科学革命」がもたらした画期的なものってなんだと思いますか? 科学革命は知識の革命であり、それがテクノロジーの進歩をもたらし生産性を高めたというのが一つの答えだと思います。しかし、これは経済的な側面だけに焦点を与えた場合の答えのようです。 ハラリさんによると、「科学革命」は

        • サピエンス全史⑴〜「想像上の秩序」〜

          私の頭の中に「新しい枠組み」を与えてくれたイスラエル人歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリさんの著書である「サピエンス全史」については、過去の投稿で紹介しましたが、今回はこの「サピエンス全史」について私の想いを書きます!。思い入れのある本なので何回かに分けて書くことになりまが許して下さいね。 3つの重要な革命ハラリさんによると歴史の道筋は、3つの重要な革命が決めたとのこと。 ・約7万年前:認知革命(歴史が始まる) ・約1万2千年前:農業革命(歴史の流れを加速させる) ・約5百年

        ホモ・デウス⑵〜人類の課題リスト❷〜

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