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広島お笑い、M1一回戦

こんばんは。シャイニングわんらぶ水谷うーすけです。

8/10〜12で、広島県にお邪魔させていただきました。
何でも、社会人芸人仲間の石川エビフライが地元広島で松竹芸能所属芸人のトフィーさんとM1一回戦に出場するとのことで。
それに加え前日に広島のフォレストシアターと言う場所で一回戦出場者を集めてイベントを行う、ということで僕らは広島で予選を受けるわけでもなしにも関わらず、参加させてもらいました。

コンビで初めて、芸人としてお仕事をさせてもらいました。
初めてづくし。
昼イベントの3公演目と夜のM1対策ライブではMCまで務めさせていただき、本当に楽しい一日でした。橋本はとてもいい誕生日になったと思います。

M1への調整と言うにも関わらず、僕らは本当に何も考えず2分尺くらいのネタを5本、それぞれの公演で別のネタをするという暴挙。
広島の芸人さん、学生さんと関われて、たくさんネタをやれてもう本当にただただ楽しいだけの日でした。
広島の皆さん本当にありがとうございました。


そして12日夜は、M1グランプリ一回戦。
みんなそれぞれが自信のあるネタをぶつけて、ギラついて燃えて戦って、嬉しい楽しい悔しいが入り交じる結果にはなりましたが、本当に皆さんお疲れ様でした。


さて、本題。
僕が今回、芸人として広島のお笑いに触れて思ったこと、気づいたこと。
これは広島で芸人活動をするアマチュア芸人の子たち、そして大阪で芸人活動をするアマチュア、学生芸人の子たちにも是非伝えたいことでもある。

僕はお笑いに本格的に触れ始めて本当にまだ日が浅い。
だから本当に大きな声で偉そうなことは言えないけれど、それでも32年間の人生で得たものから言えることはそれなりにあると自負している。

大阪のお笑いに触れ続けた上で広島のお笑いに関わって今回切に感じたけれど、広島お笑いはまだまだ発展途上のところにある。

それは、決してお笑いの本場大阪で活動しているという驕りから生まれるものではないし、大阪のお笑いの方が「レベル」が高いと言いたいわけでもない。
大阪の府民性や風潮から笑いは生まれやすくは確かにあるが、それは大阪の身内ノリの域を出ないものであるから、それが大きな要因というわけでもない。

問題なのは、広島お笑いはまだ広島お笑いではないという点である。
どうしても漫才と言う文化は大阪からの輸入文化である、と言う根底があるせいだ。

それでも東京は、大阪から輸入した漫才を東京お笑いとして昇華させ、今や大阪お笑いは東京お笑いに飲まれつつある。

広島で触れたお笑いは、大阪で触れたものとは違う何かを感じはしたけれど、それが完成していないような気もした。

どこかまだ「漫才と言うのはこういうものだ」という人が多かったというか
狭い種目の中でレベルの高さだけを競っている感じがした。
だから未だに「なんでやねん」とか「もうええわ」とかを、恐らく関西人でもないのに使う人が散見されもした。

漫才やお笑いはもっと型破りもあって、アーティスティックな一面もあって、奥の深いものであって、その上で面白く楽しいものであると僕は思う。

だからこそ簡単じゃないし、答えもないし、時代や場所で捉えられ方は変わっていく。

漫才自体が、まだまだ発展途上の文化なのだと思う。

でも何をやってもいいわけじゃないから、難しいところなんだけれど。

そういう意味では、僕は今日自分が見た中で一番自分たちの形を持って自分たちにしかない漫才を一番できていたのはカミシバだったと思う。敗退はしたけれど。
彼らは大阪楽屋Aで口火や二足のわらじで一緒になるからよく知っているけど、自分たちが面白いと思うことをテーマにして展開している。
荒削りだし滑ることもよくあるけど、完成形は台本だけ見ても笑えないけど、彼らがやると何故か本当に面白いというものになると思う。

勿論、そればかりが正解な訳では無い。
レベル100を目指すのも、ユニークスキルを獲得しに行くのも、熟練度を上げることも全部正解だ。

ただ、お笑いの間口の捉え方が、東京や大阪と比べて狭く感じたから、それをもっと広く深く持つことで、まだまだ広島にしかないお笑いシーンを作り出せる余地があるように思った。
そして、それはきっとこの遠征で触れた人たちの活動が育ててくれるのだろうな、とも。
僕らにできることがあるなら、本当に力になりたいと思う。
とってもとっても微力ながらだと思うけれど。

そして、その広島お笑いを育てる土壌がいま育ちつつある。
広島のフリー芸人がくざんまいさんが作り出した、フォレストシアターと言う場所で、お笑い芸人がささやかながら活動できる場所が広島にある。
自分の実家を改造した小さな劇場だけれど、ここから少しずつ成長して大きなものになっていけばきっと、本当に面白いお笑いシーンが出来ていくと信じている。

そんな中で僕達大阪の社会人、学生、フリー芸人のこと。
僕達は本当に恵まれている。
地方の学生芸人は、自分たちのサークル内、市民会館などでたまにある小さなイベントでしかネタを試す機会がない。
それでも自分たちの力でなんとか少しずつこうして劇場をつくったり、イベントをつくったりして舞台を踏みながら、二回戦に上がった子たちもいる。

大阪の芸人には、楽屋Aがある。
当たり前のように口火、二足のわらじにエントリーして、舞台を踏めている。
しかも、ノーノルマで。
この現状は、楽屋Aオーナー加藤さんやスタッフさんたちの素晴らしい活動によって成し得ていることであり、当たり前のことではない。
数年前までは、僕達のような地下芸人が活躍できるシーンなんて大阪にもなかったし、それこそ吉本芸人以外は本当にささやかなライブBARで細々とイベントを打ちながら誰かの目に留まるのを待つしかなかった。
でもいまは舞台袖、楽屋Aがある。
劇場メンバーシステムもある。
TOP3になれば、給料まである。
こんなに恵まれていることなんてない。
だからこそ、大阪楽屋Aに出演するアマチュア、学生芸人は、恵まれている環境でお笑い活動ができているありがたみを、一体何人が感じているのだろうと思った。


広島M1一回戦の総評。
ここからは少々毒もはくかも。
苦手な方は戻る押してね。そんなエグいことは言わないけどね。

一回戦を初観戦した中で思ったけど、記念受験の人も多くて、魔境感は割とエグい。

ネタ飛ばしてる組も何組か。
緊張が伝わってくるし、お客さんも全体的に重め。

あと根本的に漫才舐めてる奴も何組か。
まぁ、M1しか知らんやつはしゃあないかって感じ。
そういうやつは本来の漫才の寄席が15分くらいあるなんてこと知らんねやろな。
僕らですらそんな長尺はやったことないから仕方はない。

それぞれブロックごとに△、◯、◎つけてました。
△ 自分は良いとは思ったけど客ウケが微妙
◯ 自分はいいと思ったし客ウケは良好。
◎ 個人的に当確。客ウケも良好。
本当にあくまでも僕の感想なので補完程度に。
関わった人、印象に残った人だけ書いてます。
ネタ講評とかではないです。なんで落ちたか、受かったかの分析とか個人的感想ですよ、あくまでも。

Aブロック

魚醤△ 通過
面白かったけど、受け量がボーダーラインかなと感じた。
ただ始めてちゃんとウケとってたので、今日の基準点になったと思う。

サイクロイド ◯ 敗退
魚醤が空気をこじ開けたのか、それなりにウケは帰ってきてたと思うので◯にしてたけど、審査員ウケはそこまでだったのか、敗退。
うーん、難しい。ネタは悪くないと思います。

しょうことひろみ 無 通過
小学生のコンビ。
悪いけど僕はクスリともしなかった。
台本は当然大人が書いてるけど、子供がやると面白いネタと言うよりかは、子供が小学校でやったらヒーローになるネタに過ぎず、大人が見ても面白いネタではなかったので何もつけず。
通過すんねや。

Bブロック

夢占い 無し 敗退
個人的に、前日のネタ見せライブでは割と可能性あると思ってた。
キャラもすごい良くて、それにあった台本でもあって、個人的には好きなコンビだけど客受けが本当に芳しく無く、審査員ウケもとれずで敗退。
なんでや、脱ぐのあかんのかな。
脱ぐ系のネタでは下にもいかんし上品な方やと思うのに。
ただ「50の太り方やんけ」のツッコミはホンマに余計やったかも。
太ってないし、ピンときてない人めっちゃおった。もったいのない……

すすめパーティーへ ◯ 敗退
バンドマンのコンビ。
バンドマンならではの台本はかけてたと思う。
ギターケースからカブトムシでてきたことでちょっと漫才としての点数は下がったんかな。
ウケは良かった。僕も笑えたし◯付けはしたけど、通ってない理由は納得。
道具使うのはやはり減点対象なのかな。
あとオチがちょっと蛇足感あった。
これももったいのない……

ラジカセで漫才やるズ 無 敗退
ナイスアマチュア賞狙いなのかと思いきやプロのフリー芸人さんでした笑
いや、そら通さんやろな笑
中身は面白いしシュールで客ウケも大スベリではないけど
ただただM1の審査員作家に対して減点になるポイントが多すぎると言うスタイルすぎ。
あのスタイルだと、その日イチウケで通さなしゃあない、ってならんとむずいんやろなぁ

潜水絨毯 ◎ 通過
ボケのてんてんくんが来期NSCに入学するそうで。
芸人目指すだけあってほんとにストイックで、僕らのような地下社会人芸人にもネタ講評をもらいに来るような子で本当に頭が下がる。
ネタは前日から申し分なし。大喜利も強くて、動きも面白くて、この時点でイチウケ。
当確間違いなしなので、休憩のときに「通過おめでとう!」って言っておいた。
三分ネタ何やるかは知らんが、広島組の中では三回戦の可能性も高い方と思う。

カミシバ 無 敗退
前述の通り。
口火、二足のわらじでよく一緒になる学生芸人。
ふたりとも大阪の大学なんだろうけど、広島出身だからこっちで受けてて、見れて嬉しかった。
ただ知ってる中でも弱い方のネタやってて残念ながら敗退。
でも彼らはあのまま自分たちの面白をやり続けてほしい。

カラショー ◯ 通過
言葉遊びも面白くて、正直僕が審査員なら当確だなとは思っていた。
テンポも良く二分の中に色んな大喜利があって、漫才として本当にきれいだった。
でも客受けが微妙。ネタの割に返りが薄いと言う感じ。
通過しててホッとした。僕の感覚はズレてないと確信。

Cブロック

ブレインマッスル ◯ 通過
正直一個も笑わなかったけど、良いとは思った。
マッチョ二人のコンビなんだけど、その見た目を活かしたネタをしていて見てはいられた。
ムッキズムとか言う笑いはしないものの面白いと思うワードセンスもあって、まぁ通るかもなと。

あんへるず ✕ 敗退
今日唯一✕を付けた。
客からイチウケもなく、そのまま帰っていったコンビ。
一回戦が全部配信なら炎上してるネタ。
学生芸人なのかな。
際どいことって、ただ言えば面白いわけじゃないんだよな。
金属さんとかも、独自のルールと言い回しがあったうえで、あの人達が言うから面白いし許されるのよね。
場所と空気の掴み方が感覚的にできるか、それをどこにでも当てはめられるニンが無いとできないしやっちゃいけないってのは、本当にみんな理解して喋るべきよ。
不快になる人もたくさんいるんだからね。
お底が知れるぞ。

後輩 無 敗退

少し辛口になるけれど、台本に無理がありすぎると思った。
ボケの内容が無理筋すぎる割に、ツッコむところが突飛なことを言ってる事への説明や補完もなく「今起こっている現象」に対してのツッコミなので、お客さんが置いてけぼりになりすぎてた。
面白いことが起こっている、というのに前置きや伏線がなく整合性もないとなると、ただわけわからん話をされてるだけになるなと。
一回生らしい。まだまだお笑い初心者やと思いますので、悔しがるより楽しい舞台を増やして自分の面白の伝え方をもっともっと探求してほしい。
発想がおもんないわけじゃないです。
でも自分たちの面白を人に伝えるのって技術がいります。難しいよね。僕もわからん。
でも折れずに頑張ってほしいです。本当に。

爆速スロウカーヴ 無 敗退
うーん……ネタのフォーマット自体も別にそこまで悪くないものの、地方の観客の年齢層的なものなのかウケがほんとに良くなかった。
所々いいくだりもあった。「出たな象印!」とか。
本人たちが思うところで思うウケが来てなかった印象。

Dブロック

ちゃーりーず ◯ 敗退
正直なにがあかんかったか僕はわかってない。
漫才として成立してたし、キャラもいいし、僕は面白かった。客ウケもとってた。
一回戦くらいは通過しても良さそうなのに、敗退。
魔物がいますね。M1グランプリ。

夢幻フェスタ ◯ 敗退
てんてんくんのもう一つのコンビ。
前日にネタ講評を聞かれたときに、正直に言うと潜水絨毯のネタのほうが好きとは言ったのだけれど、コンビのコントラスト的にはこっちのほうが好みだった。
客ウケ的には悪くなかったので〇。
その時はいい加減なことを言うわけにもいかず、言語化できてなかった「潜水絨毯のネタのほうが好き」の理由が、強いボケに対してツッコミが何でもいい何してんねん、とかいらんことすんな、とかそういうツッコミのワードの引き出しと言うところにあったのかも。
彼はNSCで自分のボケを昇華してくれるツッコミを見つけられればきっと売れると思う。

Eブロック

縁結び 〇 通過
なんのネタやってたかメモってないので忘れてしまったのだけど、普通に面白かった記憶だけはある。

トフィーざんまい 〇 通過
野球ネタなのでわからない人多いかもと思ってたけど、やっぱり広島にはカープネタ合うんだなぁ。
爆笑こそなかったけど全ボケハマってて、プロ技を感じました。
まぁ通過してなかったら魔境すぎやろと思いながら笑ってみてたけど、お見事です。

iPhone15 無 敗退
ツッコミの子が後輩のツッコミの子なんだけど、ネタは彼女が書いてんのかな??
見る側の味としては後輩と全く同じ感想。こっちのコンビと後輩との違いがわからんというか、この台本をそのまま後輩でやってても全く同じ味になるのではというようなところ。
M1は台本の整合性とかはかなり見られると聞いていたけれど、やはり作家さんの印象点としてはそのへんが課題点だったのかなぁ。

Fブロック

おいで夏の境界線 〇 通過
前日のネタ見せ時点で、正直頭一つ抜けてるとすぐに思ったコンビ。
U-25で準決勝進出してるらしくて、そっちも頑張ってほしい。
女の子の方、バケモンすぎるしそれに当て書きしてる一真くんも大概バケモンやな。
ただ昨日ほどのウケ量なくて、当確とまではやったけど危なげなく通過。
そら当たり前か。二回戦も突破してほしい。

クシャトリヤ 〇 敗退
ネタ飛ばしてたけど、持ち直してたので減点対象ではないはず。
ネタ構成とテーマも面白かったから通ったと思ったけど敗退。
難しい、、、
固有名詞が沢山出るところがあんまりなのかな??

ブランコ △ 敗退
このコンビも正直別に悪くないと思ったけど、如何せん客ウケの返りが芳しく無く、ちょっと怪しいかなと言う感じだったけど敗退。
ネタテーマとかは本当に悪くないんだけどなぁ。

二者面談 無 通過
ムラチさん、前日の寄席の楽屋から何言っても突っ込んでくれるからほんまに好き!笑
本番、ちょっともちゃっとしたところがあって、審査員が首を傾げていたので「あぁ……」と思ってしまい〇つけなかったけど通っててホッとしました。
本当におめでとうございます。

ブーゲンビリア ◎ 通過
文句なし手放しで爆笑。トップ通過だと思ってる。
広島のプロの芸人さんの中でもトップクラスの方々。
本当に広島の僕らと同じような芸人さんを引っ張って行けるような存在であって欲しく思います。
いや、僕らが見てる中で唯一拍手笑いあったのでは?
絶対に二回戦突破してほしい。

Gブロック

老人28号 ◯ 通過
アマチュアの色物で、おじいさんとおばあさん兄妹の漫才だったけど、ニンもあって台本もちゃんとしてて普通に面白かった。
ナイスアマチュア賞か通過どちらか、と思ったけど通過してました。
昨年一回戦敗退後再エントリーしてんのうける。

モストンモストンニューヘイ 無 ナイスアマチュア賞(敗退)
岡山の女子大生コンビで、楽屋でトフィーさんと
エビちゃんが絡んだらしい。
リズムに乗せて「漫才!おもんない!漫才!おもんない!」っていうネタやったけど、僕はお?リズムネタやってくれるんかな??って期待してしまった。
その後普通にわちゃわちゃして終わっただけやったからほんまに終わったあと「?????」って感じやったんやが、そうかぁ〜……漫才おもんないとか言われても、あれ漫才ちゃうしな……。
申し訳ないけど良くはなかったです。ちゃんと目に。

フライドトフィー △ 通過
いやほんとにおめでとう。
正直客ウケがマジで微妙すぎてドキドキした。
台本自体はめっちゃ綺麗で、先生である強みもあってめちゃくちゃいい漫才やねんけど、お客さんにハマってなさすぎてわからなかった。
でも審査員はちょっと笑いながら頷いたりもしてたのでほんとにどっちかわからず△。
さぁ、トフィーさんがすごすぎるだけなのか、石川エビフライが面白い男なのかはここからですよ……。

Hブロック
もし恋 ◯ 通過
ツッコミどころの多い一言一句同じボケを繰り返して、そのボケを繰り返すたびにツッコめるところを探して一箇所ずつツッコんでいくというある意味新しい漫才。
三回戦も可能性あると思います。
個人的にはほんとに面白くてバカはまり。
審査員がどう捉えるかの問題だったけど無事通過。


と、ここまでで僕らは帰ってしまったのでこれ以降は無し。
総括。

全体的にお客さんは重め。
受け量は指標にはなるが大きな加点減点対象にはならない印象。
技術点は大きくあって、コント漫才ならマイムや表現は大きな加点減点対象。
ネタを飛ばしたとしても、カバー出来たかが大事。
ネタの構成、一つのテーマや軸にそってきっちり漫才ができているか
どういうお笑いがやりたいのかしっかり伝わってきたかどうか


このあたりが一回戦の味噌かなと。
あとは独特な空気感はなんとなく体験できたなと思っとります。
さて、盆明けには僕らの番です。
頑張って一回戦突破したいと思います。
長くなりましたが、広島で関わっていただけた皆さん、ほんとにありがとうございました。
お疲れ様でした。

それでは、おやすみなさい。
皆さん良いお盆をお過ごしくださいです。

最後に追記。
本当に、広島寄席に出させていただいて楽しい嬉しい舞台だった。
お笑いに対する思いも沢山聞けて、僕らみたいにヘラヘラ恵まれている大阪でなんとなく芸人活動をやっているやつなんかよりも何倍も凄い人たちが、広島にはいるんだと。
僕にはなんの力もないし、本当にできることなんてこんな一個人のnoteで他者目線のお笑い観点を提供するくらいのことだけれど、M1を通して多くの人がお笑いにフォーカスして業界を盛り上げようとしているこの時代に漫才ができて幸せだと思う。

僕は芸人活動を通してやりたいこととか目指したいものは特になかったけれど、今回の広島遠征はとても刺激になった。

もっといろんな人と活動を通して関わって、いつか橋本と僕、各々で漫才を、お笑いを通して為し得たい目標を作るのも悪くないかもしれない。
素敵な経験をありがとうございます。
石川エビフライと友だちになってよかった。
広島のみんなと出会えてよかった。
本当に、いつかまた。

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