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『ファッションが好きな二十歳の君へ』服作りで生きる道を伝えたい

ミャンマーで過ごした時間
まるで 夢のような気がします

深い森に囲まれ・・・
植物や動物と共存する世界

私を待っていたのは・・・
真っ白な歯をみせる笑顔でした

あの笑顔があったから
私は、今も夢を抱き続けれる

いまの 日本人に
あの謙虚な笑顔は 真似できない

2021年2月1日・・・
あの日から 笑顔は消えたが

彼女たちは・・・
自分の人生を信じ 生きています

クーデターは 革命と言いますが
私は、首を横に振り続けます


『ファッションが好きな二十歳の君へ』

このモデリストマニュアルを
ミャンマー語に翻訳し・・・
彼女らの希望の種となることを願います

これからビジネスの仕組みや
モノを作る価値観は変わるでしょうが
私は、新たな服作りの道を作ってみせます

それが 私の頑張れる 志です

私は地球の自然を残したい

私は、地球の自然を残したい
これから人間は、どう進化すべきか
服作りで、その問いに向き合います

あなたが 自然を愛するなら
それに沿った 生き方をしたら・・
そう、言われたことがあります

私は ファッション企業を
リスペクトしていますが・・・

私は、お客さまと向き合う
その服作りに 志を託します

お客さまの生き方を表現する
1枚作るためのデザイン企画

長く愛される服は
そこから生まれてきます

同じ服を着ていることは
恥ずかしいですか・・・

Yes… ですよね・・・

でも、私は同じ服を着ています

自分の生き方を表現する

地球の自然を守りたい
そう考えるようになったのは

当時 15歳の グレタさんが
ひとり座り込む姿を見てからです

勿論、彼女の行動に
賛否両論あることは知っています

でも、大切なのは
自分の責任で行動する勇気です

ファッション産業の課題は
大量消費のあり方です

ムダなものを省くには
受注生産で解決できます

ムダが省かれた適正な利益を
人間は公開できるかどうかです

きっと、15歳の若者は
公開が 当然と考えるでしょう

10代の消費者が・・・
社会の仕組みを変えていきます

自分の責任で行動する勇気

ミャンマーで日本人の品質は
ステッチにこだわるだけ・・・

イタリアのモデリストは
軽い着心地感を設計で創り出す

日本人は 木を見るが
森の美しさを知らない・・・

それが 欧州スタッフの洗礼であり
そのメッセージは的確でした

彼らに自分で考える技術があるから
素材を活かす設計が見えるんです

モデリストの仕事は・・・
服を着てリラックスできる
それが 私のみつけた答えです

若い頃から 習得した技術を
何も進化させず、葬るには
あまりに知恵がなさすぎる・・・

私が 次代へ伝えるべきことは
服作りを通じた生き方です

それが モデリストマニュアルです

#Fashion our future

私が 大切にしたいものは

この先も人間が
植物や動物と共存できる
・・・ 地球であることです

ファッション業界でも
多くの改革が 始まっています

善玉バクテリアの天然染料
キノコから作られた皮革

試行錯誤は、企業だけではない

Fashion Our Future を宣言し
服は、もう買わないという人

服は、すべてリフォームする人
服のレンタルを考える人

次代を想い・・・
みんなが 変わろうとしています

社会を変えるのは、企業ではない

一人ひとりの生き方が、次代を創る
私はそう信じています

一人の勇気から次代は変わる

私はミャンマーの自宅で
足踏みミシンを踏んでいました

停電時もストレスなく動きます
それが 妙に新鮮でした

技術というのは
人間が考え体得するものです

そこから審美眼は 育まれます

美しくなる・・・
その理由が わかるからです

機械 CADを使いこなす前に
身体で考えることも大切です

自分にとって大切なものを
心に描く、そこから始まります

日本の若者へは
お客さまの生き方に寄り添える
そんな服作りを 伝えていきます
2024年5月25日 願月 水谷勝範

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Webからファッションを創る、それが私たちのプロジェクトです。服作りとはいえ、私たちが大切にしていることは、お互い共存し成長できる社会になることです。皆さまとの出会いを愉しみにしております。水谷勝範