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ある日の日記

朝早くから夜遅くまでの勤務が週2日の公休以外ずっと続いている娘に違和感を感じたのだろう。父親が「なぜそんなに長時間毎日…?」と問うた。少し大きめの声( 耳の聞こえが悪い父親の為と、ほんのちょぴっとだけ乗せた感情のせいもあったと思う。)で、詳細を説明する娘。
けれど話は途中で起きてきた母親による、この話とは全く関係ない問いかけにより中断した。
なんとも煮え切らないまま車に乗り込み思う。(やっぱおかしいよね…)
そうは思えど、麻痺してるのか見て見ぬふりなのか、そのどちらもだけど娘は毎日(おかしいよ。)と思いながらも結局出勤する。

帰宅した時、父親は「ちゃんとメモしとけよ」と言ってきて、そこで納得。残業代が出ていないと思っていたっぽい。
心配はしてくれてたんだろうが、
そこかよ!と頭の中でツッコミ入れて部屋にカバンを置き溜息ついた。

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