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エッセイ:~202112

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タイトルが自由律俳句(のつもり)のカジュアルなエッセイです。
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#一人暮らし

「うちに来る?」なんて言えずに終わる人生

このセリフ、今まで言ったことないなあ。 一人暮らしをしている前提で、友人や恋人、さらには家族にも言えないかも。 会う場として気軽に自宅を提案する人もいるけど、私には無理だ。 一人暮らし歴も長いけど、学生の頃からこのセリフは言ったことがない。 予定を決めて誰かが泊まりに来ることはあったけど、”急に来る”なんてことはなかったな。 必ず断っていた。 理由その1。 部屋が散らかっていたから。 これは特に学生から20代の頃の理由。 特にあの時期は部屋に物が多かったし、自分の使いやす

声を失った一人暮らし在宅ワーカー

声を出すこと、減ったよね。 一人暮らしで在宅ワークでコロナ禍で、あきらかに声を出す機会が減った。 コンビニやお店で店員さんと一言二言声を発するくらいの生活を続けていたら、声って出なくなるもんだね。 これまでにこんなことなかったから知らなかった。 ある時、珍しく長く話す時があったんだけど、声が掠れて、しゃべりだしの最初の音が出しにくかったのよ。 声量も落ちているのか、マスクしているのも相まって、すごく伝わりにくかったんじゃないかと思う。 声帯も使わないと衰えていくんだね。

地震の時に一人暮らしの不安MAXになる説

先週の地震、怖かった。 あんなに長い地震は久しぶりだったと思う。 揺れでキッチンに置いてあった蜂蜜の小瓶が落ちて、その音でさらに不安感が増した。 パジャマ姿だったけど外に出ようか迷ったもんね。 結局、地震がおさまった時には丸腰で玄関にいたんだけど。 防災リュック準備していたのにどうしたよ、おい。 大きな地震が起きるとすぐに関東大震災を思い出す。 地震が起こったのは金曜日の午後3時くらいだったと思う。 発生時にオフィスで同僚たちと一緒だったのはかなり運が良かった。 帰宅する

一人暮らしにも飽きてきた

もう10年以上東京で一人暮らしをしている。 小さい頃の記憶なんてほとんどないから、東京での暮らしている方が断然長い。 実質”東京人”といっても過言ではないんじゃないかな。 一人暮らしは最高に気楽で良い。 というか軽く潔癖症で神経質な部分がある私は、他人との共同生活が難しい。 恋人でも友人でも一緒に泊まるのは一泊がギリ。 それもできればホテルや旅館など環境が整っている場所がいい。 自分の家でも誰かの家でも、極度に気を使うので苦手なんです。 そんなこんなで同棲やルームシェアな

またぎゅうぎゅう詰めで届いた

ひとり暮らしあるあるなのか。 大学から実家を離れ、社会人歴も順調に重ねているが、いまだに実家から食材が送られてくる。 お米もお餅もその他の日用品も、東京ですべて揃うのに。 自分で買うことだってできる。 でも、”送るよ”の連絡がくると、断れなくて送ってもらう。 マメに連絡とっているわけじゃないから、これも大事なコミュニケーションな気がしている。 隙間があると何かしら詰め込んでくるので、毎回何が入っているのか実は楽しみだったりして。