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2019年3月の記事一覧

御殿山さくらまつり

御殿山さくらまつり

まだ桜は開花していませんので殆ど誰も居ませんでしたが、御殿山のさくらまつりの会場がセットアップされていましたので、雰囲気だけでも感じようと夜のライトアップを見て来ました。

風流な和傘が並ぶ感じがとても良く、

遠目にも引き込まれます。

元号が書かれた提灯が並び、時代の移り変わりを演出しています。

滝から見上げるライトアップもなかなかで、独り占めしていいのかという美しさ

ここも1つのアート空

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東京駅近辺の夜のお散歩

東京駅近辺の夜のお散歩



東京駅の丸の内南口を出ると、まるで欧州の都市にでも行ったかのような気分に浸ることが出来ます。明治時代に欧米キャッチアップを国是の下、岩崎弥太郎率いる三菱財閥が丸の内一帯を欧米の都市に模して街づくりに励んだ結果ですね。

中央郵便局だった場所は、建て直されてJPタワーになりましたが、31メートル規制で高さが揃っていた名残りをデザインに留めています。

この高さ規制の名残りを残したデザインは、丸の

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世界らん展2019(5)

世界らん展2019(5)

だいぶ間が空いてしましたが、本連載も今回で最終回になります。

世界らん展は、いろいろなコンテストが開催されていて、各部門ごとに出品された作品がずらりと並んでいるわけですが、香りを楽しむことに特化したコーナーがあったので、そちらをご紹介したいと思います。

写真の通り、フレグランス部門といいまして、ちょうど花が鑑賞者の鼻の辺りに来るような高さで展示されています。

鑑賞者に投票権があるわけでありま

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大手町の森 Ootemori

大手町の森 Ootemori

東京の金融街である大手町に森林があるのをご存知でしょうか?

OOTEMORIと名付けられていますが、

エスカレーターを上がったところに、本当にもともとあったような森林が復元されています。

都心における緑地整備事業の一環ですが、整備当初100種程度だった植生は、

今や300種を超えているそうです。

植生が豊かになった理由は、皇居の原始林

木々を伝って、鳥たちが種子を皇居から運んで来るくれ

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【シェアバイクでプチ旅】千鳥ヶ淵墓苑での森林浴

【シェアバイクでプチ旅】千鳥ヶ淵墓苑での森林浴

桜の様子を確認したくて、少し遠いのですが、シェアバイクで千鳥ヶ淵を訪れました。

濠沿いの遊歩道に行くとカンザクラがだいぶ散っていましたが、

もうサラサモクレンが咲き始めていました。

濠沿いのカンザクラは一週間前には満開でした(写真は先週の様子)。

戦没者墓苑の森林内のカンザクラはちょうど見頃。

カンザクラを見上げながら墓苑の森林を散策すると、

陽を浴びた場所では、ジンチョウゲが一斉に花

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梅の花の変化を求めて

梅の花の変化を求めて

大寒から立春へと節気が移ろう中、梅の蕾が綻び始めると、まるで土から這い出して来た羽虫のように野山を巡る梅花狩人になっていました。

梅のように樹に咲く花は、樹全体を見た時の咲きぶりの印象と、近くから見た花の集まり具合の様子の両方を見ないと、魅力を充分に捉えられたとは言えません。

お寺の近くで梅の花が咲き始めたのは1月の終わりごろ。旧暦ではまだ師走でした。朝陽の赤色具合が、まだ冬の盛りを強調してい

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文京ふるさと歴史館探訪記

文京ふるさと歴史館探訪記

文京区の歴史博物館である文京ふるさと歴史館に行ってみました。

なかなか立派な施設で、展示も充実しているのですが、行く理由が無いとわざわざ足を運ぼうと思わない施設かも知れません。

平成30年度収蔵品展について学芸員による展示解説があると聞いて、仕事を切り上げて立ち寄って見たのです。やはり企画者の解説があってこそ、展示の狙いについての理解が深まりますからね。

例えば「いきもの」の展示の筈なのに、

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小石川後楽園の梅林

小石川後楽園の梅林

近場で用事があり、閉園時間間近の小石川後楽園を駆け足で回って来ました。

庭園入口を過ぎると

立派な雪吊りがお出迎え

回遊式庭園といって場所や角度を変えると、景色が次々と変わる設計がなされていて、観る人を飽きさせません。

もし水面にビルが映らなければ、何処にいるのか忘れさせてくれます。

急勾配の階段。47段有り、京都愛宕山に倣って造られ「愛宕坂」という名称が付けられているそうです。

円月

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世界らん展2019(3)

世界らん展2019(3)

ちょっと間が空きましたが世界らん展の様子の紹介第3回です。世界らん展は、企画がてんこ盛りでして、

自分の趣味に合う空間表現方法に出会えます。こんな感じに花のある生活をしたいなぁとイメージを膨らませるのに、とても良い刺激的な作品展示がたくさんです。

全部を紹介するのが本記事の目的ではありませんので、私が個人的に強く惹かれた展示の写真を紹介しているだけですが、無自覚のうちに和風の空間に惹かれてのが

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【シェアバイクでプチ旅】印刷博物館

【シェアバイクでプチ旅】印刷博物館

駅から徒歩で15分以上の少し便の悪いところにある印刷博物館を訪れました。

内部は撮影不可でしたが、一階の企画展は入場無料。

主に製本印刷の観点で高い評価を得た世界中の素晴らしい本が展示されていました。全て手に取って見ることが出来ます。どれも本当に個性たっぷり。

出版物は、電子書籍に押されつつあるようにも思える今の時代ですが、作品として製本された本は、まるで芸術品のようで、書いてあることの中身

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