Shunsuke

某オンライン英会話の海外子会社CEO。海外子会社の立ち上げや経営に関して発信していきま…

Shunsuke

某オンライン英会話の海外子会社CEO。海外子会社の立ち上げや経営に関して発信していきます。カガヤンデオロ在住。

マガジン

  • 海外子会社立ち上げ日記

    このマガジンでは、ロン毛のおじさん”と”無駄に基礎代謝が高いお兄さん”と一緒に、フィリピンのミンダナオ島という未開の土地で、海外子会社を立ち上げた経験について不真面目に書きます。

最近の記事

5. チラリズム

[これまでの経緯] 1. もちろんロン毛おじさんです 2. カガヤンデオロ到着の前夜 3. 青春、再び 4. ファーストミッション [前回まで] カガヤンデオロでの初日を無事に過ごす。 3人がカガヤンデオロに来る前から、マニラの現地スタッフがオペレーションに間に合わせるために講師採用を始め、オフィスとは別の場所でトレーニングを開始していた。 それを見学するため、トレーニング会場となっているホテルに向かうことに。 ----------- ホテルの会場に到着し、トレーニングを

    • 4. ファーストミッション

      初日のオフィス視察を終えた三人はホテルに向かう。 オフィスが入っているビルから歩いて30秒のところにホテルがあったため、住むところが見つかるまではここに泊まることにした。 チェックインをしようとしたところ、ホテル側のミスで2部屋しか予約されていないことが分かり、他の部屋もすでに満室であるとのことだった。 すかさずロン毛さんはCEOの権力を振りかざし、私と基礎代謝さんが最初の数日間、一緒の部屋に泊まることとなる。 ホテルとは言っても格安であったため、潔癖症の私は非常に乗

      • 3. 青春、再び

        カガヤンデオロの空港に到着した3人。 空港からホテルまではタクシーで向かう。 車内からの景色、それは壮大な海、地平線まで続く畑、広い道を横切る牛、馬、豚、そして大量の野良犬.... うん、何もない。 予想をはるかに上回るほどに何もない。 もしかして、初めてこの土地に降り立った人類なのではないかと錯覚させるほどであった。 カガヤンデオロに向かう前、マニラにいる現地スタッフと話をしたところ、現地の人ですらカガヤンデオロに行くのは勇気がいることだと言っていた。 一言でいう

        • 2. カガヤンデオロ到着の前夜

          日本からカガヤンデオロへの直行便はない。 立ち上げメンバーである私たち3人はマニラのホテルで待ち合わせをした。 その日は大雨が降っており、空港からホテルまでは大渋滞。 さらに、タクシーのシートに雨水が浸水してきて、新調したばかりの白いパンツのお尻の部分が茶色で染まってしまった。 ドライバーに事情を説明しても、もちろんクリーニング代などは出るはずも無い。 残りの約3時間、何とかお尻を浮かしながら被害を最小限に食い止めようと試みるが、すぐに大腿四頭筋が悲鳴を上げ、びしょびしょ

        5. チラリズム

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        • 海外子会社立ち上げ日記
          6本

        記事

          1. もちろんロン毛おじさんです。

          「もちろんです。」 私はただ、新しく入社したばかりの会社でいい顔をしたいという想いだけから、二つ返事で引き受けてしまった。 そう、あれは2016年の6月か7月くらい。 某オンライン英会話の会社に縁があって入社した。 入社初日のオリエンテーションの後、所属する予定であった部署の部長にあいさつに行ったところ、 部長: 「君は大学時代、フィリピンに留学してたよね?カガヤンデオロって知ってる?」 私: (カガヤンデオロ…聞いたことないな。でもここで知らないとかいうと、「こい

          1. もちろんロン毛おじさんです。

          0. 私とロン毛と基礎代謝

          さあ、突然ブログが始まりましたよ! このブログは”純真無垢な若者(私)”が、”ロン毛のおじさん(前CEO)”と”無駄に基礎代謝が高いお兄さん(前ITマネージャー)”と一緒に、フィリピンのミンダナオ島という秘境で海外子会社を立ち上げた経験を発信し、皆から「頑張ってるね!すごい!」という旨の膨大なコメントを貰うことで、日本人一人で経営している寂しさを少しでも軽減することを目的としています。 ざっくりこれまでの経緯をまとめますと、 2016年8月 会社立ち上げ開始。社員数10

          0. 私とロン毛と基礎代謝