夜のお仕事で疲れた時の気持ちの切り替え方 呼吸について
こんにちは、夜のお仕事メンターみずしまです。
ぼくの記事では、夜のお仕事を頑張っている子がメンタル的に安定しなくなったり、落ちたりしてしまった時にどういった考えや行動を取れば良いのかをよくお伝えしています。
今回は、「呼吸」について書いていこうと思います。
「え、なんで呼吸?」
と思った方もいるかもしれません。
生きていると、どうしても受け入れられない事だったりとか、考えられない事が起こってしまいます。
そんな時って気分が重くなりますし、気持ちにも余裕が持てなくなってしまいますよね。
そういった時、なんとか元気を取り戻していつも通りな日常に戻りたいと思います。
その時に役に立つのが呼吸です。
なぜ呼吸に意識するのがいいのか話していきますね。
メンタルが乱れると呼吸が乱れやすい
皆さんは、メンタルが乱れたときに自分の呼吸に意識してみたことはありますか?
ぼくはあるのですが、メンタルが乱れた時って呼吸が浅くなっているんです。
そして、姿勢も猫背気味になり、顔は下を向いているため、余計呼吸がしにくい体勢になっているのです。
この状態でずっといると、どんどん悲しい気持ちが増してしまいます。
そういった時、まずは呼吸、そして次に姿勢を意識してみてください。
胸を張り、上を向き、深く深呼吸を10回する
まず、肩がすぼんだ状態の姿勢になっていると思いますので、胸を張ります。
椅子に座った状態であれば、椅子に浅く腰をかけた状態で骨盤をたて、姿勢を正します。
そして、上を向きます。
目線を上にあげると、幾分気持ちが晴れるのが実感できると思います。
そして、気持ちをまずは落ち着けたら、深呼吸を10回ゆっくりしていきます。
息は鼻から吸います、鼻から5秒間かけて息をゆっくり吸います。
「1、2、3、4、5。」
そしたら0.5秒くらい息を止めます。
肺にグッと空気を貯める感覚です。
そして、今度は口から息を10秒かけてゆっくり吐き出します。
「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10。」
やってみるとわかるのですが、10秒って意外と長いなと感じると思います。
ただそれと同時に、少しずつ気持ちも落ち着いてくるのが実感できるかと思います。
この一連の流れで、深呼吸を10回します。
そうすると少しだけ、気分が回復していることでしょう。
瞑想はメンタルリセットに効果的な手段の一つ
皆さんは瞑想って知っていますか?
瞑想とは、辞書で調べると
「目を閉じて心を静め、無心になって想念を集中させること。」
とでてきます。
言葉の通り、目を閉じた状態でただ呼吸をするだけなのですが、いくつかポイントがあります。
瞑想をする目的は、今モヤモヤしている気分や、イライラした怒りや悲しみ、そういったマイナス感情をいったん手放すことにあります。
その感情を手放すには、いったん無心になることが効果的です。
その無心な状態になれるのが、瞑想です。
無心というと、心がない状態で無感情なイメージをしがちですが、ここでいう無心とは、心を一端リセットして本来のスタンダードな感情に戻すことを言います。
心にたまったマイナス感情をゴミ箱に捨てて、すっきりさせるイメージですね。
瞑想のやり方
瞑想も先ほどあげた呼吸と少し似ています。似ているのですが、瞑想の方がより静かな感じですね。
まずは、椅子などに浅く座った状態で姿勢をただします。
そして手は組むか膝の上に置いたりして余分な力を入れないようにします。
そしたら今度は先ほどの呼吸のように、鼻から息を吸って口から吐くというのを繰り返します。
ぼくはだいたいやる時は、10分間でやったりします。
最初は慣れないので、1分とかでも良い気がします。
やってみるとわかるのですが、無心になろうとしてもいろんな事が頭に浮かんでしまうと思います。
「鼻がかゆい、、」
とか
「あれ、今日のあの予定何時だったっけ?」
などとにかく無心になる難しさを感じるでしょう。
それは誰でもある事なので、そうなった時は意識を呼吸に戻すように意識します。
また、雑念が頭の中に浮かんでも呼吸に意識を戻します。
そうこうしているうちに、深く集中状態を作る事ができるようになってきます。
そうすると、気持ち的にとても落ち着いてくるはずです。
瞑想は何か大事な決定ごとをする前や、最近なんだかうまくいかないなと思うことがあった時も効果的です。
なぜかというと、メンタルが乱れている時はいろいろ頭の中がぐちゃぐちゃしていて、正しい判断をするのが難しいからです。
瞑想をすると、集中力も高まって、精神が落ち着きますのでぜひやってみることをお勧めします。
一応瞑想についてとても詳しく書かれた本もありますのでそちらもご紹介しておきます。
やや分厚い本ですが、興味ある方は読んでみてください。
自然があるところで、歩きながら瞑想する
瞑想はちなみに歩きながらでもする事ができます。
歩きながらする瞑想を、歩行瞑想と言います。
歩きながらの時はもちろん目は開けた状態です。
そして歩きながらの時は、呼吸と足裏に意識を集中します。
ぼくは家の近くに、新宿御苑があったので、一時期毎朝そこで歩行瞑想をしていました。
新宿御苑は新宿という都心にありながらも、自然が豊かでとても良いところなので、行ける距離の方は是非一度いってみてください。
近くに公園でも良いのですが、少しでも緑があるところでやるのがお勧めです。
歩行瞑想のやり方
歩くペースはなるべくゆっくり歩きます。
足裏にかかとから入って、足裏に地面がついて、つま先から地面が離れる、、
その感覚を味わいながら歩いていきます。
少しスピリチュアルな言い方ですが、大地からのエネルギーを足裏から吸収しているイメージです。
そして、呼吸は先ほどから話しているように、鼻から吸って、息をゆっくりかけて吐くです。
意識しながらやると、歩くスピードが遅くなって、周りから見ると変な人と思われてしまうのでぼくは人の少ない朝に毎日やっていました。
1セットぼくの場合は15分とかでやっていました。
最初の5分はなかなか意識が集中できないのですが、だんだんと意識が集中していける感覚になるのが分かるかと思います。
歩行瞑想をするとどんな効果があるのか、やってみての感想
歩行瞑想をすると、どんな効果があるのかについてお話しします。
最初は正直ただの散歩だなと思うかもしれません。
ですが、数日間続けていると、非常に気持ちが穏やかになって、集中力も高まっている自分に気付けるかと思います。
そしてぼくの場合なのですが、かなり感受性が高まり
「ぼくって生かされてるなぁ、、」
と心から感じたのです。
こいつやばいやつだな笑
と思った方もいるかも知れませんが、ぼくは人間という生き物がたくさんの生き物の犠牲の上で成り立っているんだなと心から感じたのです。
今食べているものも、誰かの命をもらってるわけだし、今目の前に見えてる建物だって元々は木が立ちならんでいて、そこには動物たちが仲良く暮らしていたかも知れません。
いきなりおかしなことを言い出したぞこの人、、と思うかも知れませんが、それくらい今自分が生かされている事に感謝できるようになったのです。
それを考えると、人の悩みってなんてちっぽけなんだろうと感じたのです。
お金を稼げないだったり、仕事がうまくいかないだったり、あの人が気に食わないだったり、、
「人間の悩みというのはあまりに小さすぎる、、生きているだけで感謝しなくてはいけない、、」
ほんとにそう思ったのです。
そう思えると、悩んでなんかいられないと気持ちがバチンと入ったのを覚えています。
皆さんも歩行瞑想を続けてみると、様々な気づきがあるかも知れません。
是非興味のある方はやってみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は主に呼吸のことについて一通り話していきました。
生きていると悩むことが多々ありますが、そんな時は一度この呼吸について実践してみてください。
・上を向いてゆっくり10回深呼吸
・瞑想
・歩行瞑想
やってみるときっと気持ちの変化に気づく事ができるかと思います。
ぼくも嫌な事があった時や、気持ちが折れそうになった時は今でもたまにやっています。
どんなことがあっても早く立ち直っていけるようにお互いがんばっていきましょうね!
今日も皆さんが素敵な1日になりますように。
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