水音まる美

思考を公開メモとして文書化したもの

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おすすめ伏線回収系映画をマトメモ

筆者大好物の伏線回収系映画のおすすめをマトメモ。時系列がバラバラだったりで複雑なストーリー展開も多いけど、その分何度見ても楽しいというか、見れば見るほど味が出てくる映画たち。 ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ一攫千金を狙う仲良し四人組が、ギャングやマフィアと意図的に絡み合ったり知らない間に絡みあったりしながら抗争を繰り広げ、張りまくった伏線を回収しまくって気持ちよく終わってくれるクライムムービー。監督ガイリッチーの良さが出まくりの作品。 クライムムービーだ

    • これは必見…リーマンショックの裏側に迫るドキュメンタリー映画「インサイドジョブ」

      リーマンショックが起きた経緯を図解など用いながら詳しく紹介するだけではなく、当事者たちのインタビューも見られるドキュメンタリー映画。 ドキュメンタリーなので「マネーショート」のようなストーリー仕立ての面白さには欠けるけど、リアリティは抜群だし(当事者本人が出てるから当たり前だけど)、割合わかりやすい。こういう経済危機は何度も繰り返されているので、知識を持っておく意味でも必見映画だと思ったので、いろいろとメモ。 概要リーマンショックは、投資銀行・ローン会社・保険会社・格付け

      • 中小企業が多すぎないかという超個人的見解

        なんだが漠然と「中小企業が多すぎやしないかい?」と思って、似たようなこと言ってる人いないかなと調べてみたら、David Atkinsonという方がヒットした。というか結構前からこういう議論はあったんですね。現代において情弱は致命的だなとひしひし感じるのでした。 彼のようにデータを見てどうのこうのと考えたわけではないが、ざっくり思ったことをざっくりメモしておく。 例えば、50人の少年サッカー団を10人ずつのチームに分け、チーム内で作戦を練って練習を重ねて、最後にチーム対抗試

        • 自由からの逃走に関する超個人的見解

          自由と責任は表裏一体「自由からの逃走」とは哲学者フロムの代表作で、ざっくり言うと、一見望ましく思える"自由"の状態では、それぞれの自主性が重んじられるがゆえに責任や孤独が重くのしかかり、耐えきれなくなった人々はむしろ"自由"を放棄し、権力に身を委ねるようになってしまう、的なことだ。 「一切自責」自らに拘わる裁量を認識するこの考え方はとりわけ人間関係で悩んだときに役立つように思う。自分の言動の責任が自分にあるというのは割とすんなり受け入れられる。しかし、もし自分に降りかかった

        おすすめ伏線回収系映画をマトメモ

          マタイ効果に関する超個人的見解

          "持つ者"はどんどん得て、"持たざる者"はどんどん失うひとたまりもない効果である。例えば、絶賛恋人募集中の太郎君が、イブの夜にやけくそになって一人映画館を訪れ、チケット販売の列に並んでいたところ、前でカップルがイチャイチャしている。羨ましいなあ。この時点で彼は既に"持たざる者"だが、更にそのカップルでチケットが完売する惨事が起こった。恋人がいない。チケットもない。これがマタイ効果である。 そんな訳はない。恋人がいないこととチケットを買い損ねたことには因果関係がない。こんなも

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