自由からの逃走に関する超個人的見解
自由と責任は表裏一体「自由からの逃走」とは哲学者フロムの代表作で、ざっくり言うと、一見望ましく思える"自由"の状態では、それぞれの自主性が重んじられるがゆえに責任や孤独が重くのしかかり、耐えきれなくなった人々はむしろ"自由"を放棄し、権力に身を委ねるようになってしまう、的なことだ。
「一切自責」自らに拘わる裁量を認識するこの考え方はとりわけ人間関係で悩んだときに役立つように思う。自分の言動の責任が自分にあるというのは割とすんなり受け入れられる。しかし、もし自分に降りかかった