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子どもの素朴な疑問にガチ回答!-好奇心の育て方-

こんにちは。今日も読んでくださりありがとうございます。
小さい子って、なんで?どうして?って聞きまくってきますよね。なんで責めで、大人は答え疲れてしまったりしますよね。あるある〜。
そんななんで責め期、真っ盛りのうちのたいようくん(年少の男の子)の素朴な疑問に夫がガチ回答していました。


お風呂あがり、それは唐突に始まりました。

たいよう「ねえ、パパ、たいようくんのお耳はどこにあるの?」
パパ「・・・?  たいようくんのお耳はここ、顔の横にあるよ?」
たいよう「なんで、たいよくんのお耳はここにあるの?」
パパ「・・・(しばらくThiking Time…)うーん・・・。犬とかライオンとか猫さんとか地上を歩き回ってる動物は、多分、危険を察知するためには自分よりも上の方の音を聞かないといけないから、耳が上の方についてるんだよ。キリンとかぞうさんとか背が高ーい動物は、横とか下の音を聞かないと危ないから耳が横の方についていて、で、人間のご先祖様の猿は木の上に住んでいて高いところにいたから横とか下の音を聞けるように耳が横についているんだとパパは思うよ。」
たいよう「(さも分かったかのごとく)そうなんだ~!」

以上、ほぼ原文のままです。
パパが突然ガチ回答をし始めました(笑) 危険を察知とかご先祖様とか幼児には難しい語彙も普通に使っていますが、たいようくんは真顔で聞き入っているように見えました。分かってる風の受け答えなのは、たいようくんの通常営業です。どこまでわかっているのかいつもツッコみたくなる。
生物の仕組みも、語彙も、文法も、ハイレベルなものに突然遭遇したとき、子どもはハイパー学習モードに入るのかな、とも思えた光景でした。もちろんパパという安全基地のもとでだからこそです。

優先順ピラミッドでいくと、まさにピラミッドの真ん中を構築している事例です。

子どもにとっては好奇心を伸ばす機会になりました。分かる言葉で説明しなくても、大人が一生懸命伝えようとしていることで子どもの中の好奇心のタネは十分に刺激を受けているように思えます。難しいことが多少含まれているほうが、知りたいことから派生してどんどんと好奇心が広がっていくという効果も考えられます。
ちなみに、大人にとっても頭をフル回転して一生懸命に説明することで学習定着する機会にもなる(ラーニングピラミッドの一番下、人に教えるところ)かな、などど思いました。
これも親の心の余裕がある状態だったからこそ実現したもの、とも言えます。その日は偶然にもきょうだいげんかがない平和な日でした。

子どもと一緒に親も育っていける、そういう関係性でいたいなと改めて思います。あなたの身近にも好奇心のタネがたくさんあります。芽を出そうとしているタネに気づいて育てていけますように。

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