💧【実は逆だった！】自分が必要とする人との親密度は〇〇で高める

恋愛や友人やビジネスにおいての人間関係における親密度は、満足度や幸福度や生産性を高める上でも非常に大切な指標のひとつです。

では、その親密度はどうすれば高まるのでしょうか？という話です。

〇〇の方が対面で会うより親密度を高めやすい

これは “テキストベース” です。
実際に会って話した方が、より表情や感情が伝わって親密度が増すのでは？というイメージが強いと思います。
しかし実際のところどうでしょう？

“自分の考えや気持ちや思想を、完璧に正確に相手に伝えることができていますか？”

実際に対面で話す場合、
立場や年齢や性別が違う人には緊張感がでます。
話す時間にも制限を感じてせかせかとしてしまいます。

“社長が会議で言った発言に対して、『異議あり！』と直接素直に論じれる人がどれだけいるでしょうか？…”

実は昔から使われていたテキストベースの意思伝達

これは昭和を生きてきた人にはより共感いただけますし、平成においてもやったことがある人は多いのではないでしょうか？

そう、“恋文や手紙交換” です。

実際に会った時は、相手によく見られようと偽った自分になって結果パフォーマンスが下がってしまったり、緊張してそれどころじゃないくらいシドロモドロになってしまった経験があるのではないでしょうか？

テキストベースで思いや考えを綴ることで、
自分の頭の中を整理しながら、より伝わりやすくなるよう校正しながら、最も効率よく的確に伝えることができます。

もちろん、人は実際に会うことで安心感を得ることができるので、遠距離のカップルなど恋愛においては定期的に会うことは必要です。
それがこと情報のやりとりに起こると、『会って話したから大丈夫』という誤解やすれ違いが起こり、最悪の場合損害を被ることもあります。

情報共有と信頼度

前述した通り、立場の違う人同士が対面しても本音は言えないことがわかりました。

とはいえ、そういった人とも信頼度を築き上げる必要がある場面も多いでしょう。

そういった場合、何をすべきか？

人はよりパーソナルな情報を共有した相手を信頼する

自分の過去の出来事を話し、その時の感情などより深い情報を話したとき、人はその相手を信頼する傾向があります。

“自分がここまで話した相手だから、信頼するにたる相手に違いない。と思いたい心理が働く。”

なので、会話において最も必要なこと。

“ 聞く力 = 聞き出す力 ”

よく、『聞き上手になりなさい』と言った書籍を目にします。
これは、とにかく話を聞けばいいというものではありません。
なぜなら、相手が話したい話を延々と聞いていてもお互いの信頼度は深まらないからです。

大切なのは “聞き出す力” です。
『ワインが好きなんだよね〜』という話題が始まった時に、
『家でもワインをよく飲むんですか？どんな人と飲んだりするんですか？』と聞き返してみる。
そうすると、『〇〇さんて人と仲良くてさ〜』とより仲の良い人と繋がる可能性が広がりますし、『お嫁さんと子どもが寝た後に飲んで、子育てについて話し合ったりするんだよね』と、よりその人が大切にしているコトを聞くことができます。

大切なことは、
“その人が自分の中で大切にしているコトや考え方(思想)を聞き出すこと” です。

聞き出すにはスキルが必要…しかし簡単にできる方法もある

たしかに聞き出す能力というのは、コミュニケーション能力が元々高かったり、会話の中で汲み取る力が長けている必要も多少なりともあります。

そういったことが苦手な人でもできることがあります。

“自己開示する”

自己開示 = 自分にとって極めてプライベートな普段人には話さない内容を話します。
もちろん自己否定な内容や相手の悪口のようにネガティブな内容はできるだけ伏せますが、
できる限り自分の感情や大切にしているものが伝わるように話すことが何より重要です。

この時についやってしまうのが、
人は自分をよく見せようと脚色したり、嫌われないために嘘をついてしまうことがあります。

これには非常に悪い影響しかないので今すぐやめましょう。
SNSでの誇張した写真や投稿も該当します。
(ビジネスで理由があってのブランディング上…など例外もありますが、これも長期的にみて良い結果には結びつくとは思えません。)

人は、自分に嘘をついている(他人に嘘をつかせてしまっている)と『相手も同じように嘘をついているのではないか？』と信じる力が無くなるため、常に疑ってしまうクセがつき親密度はあたりまえですが深まることはありません。

※占い師の話を信頼してしまう心理もこれの応用だったりします
→自己開示しやすい状況(元々話すつもりだし、相手は赤の他人)
→開示した相手は信頼したくなる
→信頼している人の言っていることは当たっていると思いたい
→当たっていると自分に言い聞かせる
→占い師には自分のことが見えている
…というプロセス

テキストベースでの信頼度アップのまとめ

なかなか会えない人とはどうやってもテキストベースで信頼関係を構築していく必要があります。
そんな中で大切な方法は以下です。

①共通点をつくりだす

人は自分の思想と共通点のあることに共感する習性があります。
大切なのは、“本当に自分が興味のあるコト、モノ” について共有することです。

②自分紹介をわかりやすく理解してもらうため自分を表す3つの言葉を用意する

これは自己のマインドセットをすることで、自己が本来求めているコトと改めて向き合うことにも繋がります。
あなたを表す3つの言葉は何か表現してみませんか？
(私の場合は『繋がり・新しい・オシャレ』です)

③好意を示す

あたりまえのことですが、
“好意を示さなければ、人は好意を返してくれません”
これを実践できていない人は少なくないと思います。
もちろん自分に嘘をついてまで人に好感を持つ必要はありません。
相手のトークテーマから、自分の知見を繰り広げられるものを見つけていくのはコミニュケーションにおいてとても大切な力になります。

さいごに

人間関係における親密度についての記事でした。
仕事やプライベートや家庭において、人との関わりは切っても切り離せないものです。
自分の限りあるリソース(ここでは時間と労力します)を、いかに効率的に使っていくかということに少しでもためになる記事であればと思い投稿しました。

『ちょっと見つけたnote』のコーナー

たまにはnoteを使っている “イチnoter” として、他に投稿している面白いnoteを紹介していこうという試みを始めます。

“夢中” をテーマにnoteしている “夢中になれる明日 by kracie” さん

『世の中にもっと 夢中 を増やしたい』ということで、学生を始め企業に勤める社員さんをメインにした “夢中を再現するために大切にするべき思考” を発信している作家noterさんです。

人が物事を始める時には、ノウハウや人脈を大切にしがちです。
しかし、実際に重要なコトは “自分の大切なコトを持続して発信し続けるモチベーション” ということを軸に、様々なメソッドや経験談を踏まえて紹介してくれています。
私もチェックしているnoterさんのひとりです。

夢中になれる明日 by Kracie