まさかの物上げ業者からのお手紙

初心者大家さんの七転び八起き日記: 他県のボロ戸建てを購入したら大変だった！

↑先に宣伝です。

知らん会社からお手紙が届いた、と思ったら、まさかの物上げ業者でした。
「ものあげ」じゃないよ、「ブツあげ」だよ。
※物上げ（ぶつあげ）とは……「土地や建物などの不動産を仕入れて、売り物件にすることを意味する不動産用語の一つです。」（ホームズのサイトより）
こんな木っ端大家のところにも届くのかwwwとちょっと感動しました。向こうは相手が大家かどうかわかってないでしょうが……。

以前Twitterでおそらく別の物上げ業者さんが「こんなに手紙送っても1件も返事がない」と画像付きで嘆いてるのを拝見しました。

今回いただいたお手紙というかチラシに限っては、そりゃあ返事は来ないだろうという代物です。

封筒宛名：宛名ラベルに差し込み印刷したものを貼り付け（ちょっと曲がってる）
中身：全員一緒の内容かつプリンタで印刷したなというペラ1のみ（日付から最終行まで入れて計20行）

この内容で返事もらえたらむしろ奇跡だわと思います。酷いチラシの見本ですわ。

せめて、
・手紙の宛名も差し込み印刷にする
・嘘でもいいから「よそより高く査定します！」的なことを書く
・物上げの実績（例）を添付する
・地域担当者の顔写真を載せる
かなり本気度を見せるなら、
・原稿をプロに手書きしてもらって印刷屋に持ち込み「手書きのお手紙風」チラシを量産、名前のところは再びプロに名簿を渡し手書きしてもらう
・もちろん封筒宛名も手書き
です。

なーんにも考えずに作ったチラシを送りつけるような業者が、土地を高く買い取ってくれるわけなかろうよ……と思いませんか？

ちなみに上記の手書き作業ですが、地元のシルバー人材センターや障害者の作業所が安く請け負ってくれるかもしれません。地域貢献も不動産賃貸業者の大きな使命のはずですので、要チェックでおねがいしまーす。
（こういう手書きのお仕事を「筆耕」と言います）

ところでこの物上げのチラシが近隣に送られているということを知ってしまったので、この手紙のおかげでお隣さんなどに、
「ところでチラシ来ました？　ああいう変な業者に売るくらいなら、先に一言教えてもらえませんか？　頑張って買いますので」
とお声がけしやすくなりました。

わーい、物上げ業者さんありがとう！