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映画The Greatest Showman みんなThis is meと思えたらいい

映画館で観たかったのに、すっかり行きそびれて、DVDで観た「The Greatest Showman」。ヒュー・ジャックマン主演。

わたしは、ミュージカル映画ってオープニングの曲でどのぐらい引き込まれるかどうかで「これ好き!!」ってなるかどうかが決まることが多い。(でもLA LA LANDだけは最初の曲が一番好き!で終わってしまった)

これまでのミュージカル映画(実写)で何がよかった?と聞かれたら、決めきれないけど…「天使にラブソングを」「RENT」は外せない。
「天使にラブソングを」は、わたしがミュージカル好きになった原点。洋画や洋楽が好きで英語の塾の先生だった母の影響をモロに受けまくったわたしは、金曜ロードショーをビデオに撮って繰り返し観てた。挿入歌は全部そらで歌える。笑
RENTは、姉の勧めで観たんだけど、最初の曲「Seasons of Love」に頭をガーンって殴られたぐらい衝撃を受けた。かっこよすぎてステキすぎて。自分もこのぐらい歌に思いを乗せられるようになったらな…って姉とカラオケで歌いまくった。性的少数者について考えるようになったのもこの映画の影響は大きいな。

The Greatest Showmanは、話の筋がなんとなく想像できたし(きっと興行師の成り上がりと、失敗と…みたいな)、正直そこまで期待してなかったんだよね。

ストーリーは、アメリカのショーマンP.T.バーナムさんがモデル。彼はホラ話を新聞にしたり(虚構新聞的な?)、女性を見せ物にしたりしていた人だそう。サーカスを作ったのも彼だとか。
映画の中のバーナムも、仕立屋の息子から、海の下に沈んでいて実はない船を担保に借りたお金で美術館を開いて、興行師へと成り上がっていく。

で、映画の感想なんですが。

とにかく、劇中の歌がすばらしーーーーの!!!

映画の中では Never Enough という曲にどんどん引き込まれた。バーナムが「本物の芸術を見せたい」と説得して舞台に立たせた女性の歌。

これは本当に映画で観てほしい…舞台袖のバーナムの気持ちが超分かる…

そして次に、これまでさんざん視線の暴力にさらされ、存在価値を認められてこなかったみんなが立ち上がる「This Is Me」。

この曲は、映画上で編集されているのもカッコイイんだけど、そのあと、ワークショップの動画を知人に教えてもらって、泣いた。

最近、なんか元気が足りないな…と思ったらこの動画をループ再生。映画を観た方は、いや、映画を観ていなくても、この動画はぜひご覧になってほしい…。

歌や音楽の持つ力をまざまざと感じた。

みんながThis is meと思える世界になったらいい。

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