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学び

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自分にとって学びになったことのメモなど
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2020年7月の記事一覧

オラファー・エリアソン「ときに川は橋となる」超おすすめ

オラファー・エリアソンの個展「ときに川は橋となる」がめちゃくちゃよかった……。半日休をとって平日に行ってきたんだけど、空いてる平日に行くのを全力でオススメする。全部の展示をじっくり見られたし、光のアートを独り占めできる時間もあった。 この展覧会のテーマは、気候変動やサステナブル。公式HPには、 オラファー・エリアソン(1967年生まれ)はアートを介したサステナブルな世界の実現に向けた試みで、国際的に高い評価を得てきました。本展覧会は、エリアソンの再生可能エネルギーへの関心

カラーになった「戦争」 記憶の解凍で自分ごとになる

当時広島の高校生だった庭田杏珠さんと、東大の渡邉英徳さんの「記憶の解凍」プロジェクトが、『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』の1冊にまとまった。 白黒写真を、AIと、当時を経験した人たちの証言や資料などをもとに、手作業で彩色してカラー化するのが「記憶の解凍」プロジェクト。 渡邉先生が以前、Twitterでシェアしたカラーのきのこ雲の写真を見たとき、今までよりも「これは本当にあったことなんだ」と強く感じて目が離せなくなった。 プロジェクトのうち350枚がおさめ

PCRを無節操にやっても意味ないと言い続けてすみませんでした

今日はお詫びの記事です。 昨晩ずっと、寝ないで考えていたことがあります。 これまでに私がTwitterやYouTubeなどで申し上げてきた、 「PCRをただ受ければいいというものではない」 「検査というのは未来予測であり、その精度を高めるためには工夫がいる」といった、医学的・科学的に完全に正しい話、ド正論。 これらがいくら正しいからと言って、ただこればかりを申し上げてきたことは、下策でした。不徳の至りです。大変失礼いたしました。戦略が足りませんでした。頭も性格も悪かっ

なぜ、女子サッカー選手は「"女子"サッカーの魅力」を考えなければいけないのか。

「女子サッカーの魅力ってなんだと思いますか」 今まで死ぬほど聞かれてきたこの質問。聞かれるたびに、うまく答えられずに困ってしまう自分がいた。 「ひたむきな姿ですかね」 「まっすぐに頑張ろうとする姿勢だと思う」 「男子よりも繊細で気が効くプレーかな」 「女子サッカーの魅力ってなんですか」の質問に対して、よくこんな回答を耳にしてきた。どれも間違っていないと思う。むしろ、正しい。けど、他の選手や指導者、ファンがそう答えるたびに、それは本当に"女子サッカーの魅力"なのだろうかと

アメリカのフェイクニュースをめぐる状況が、ドラマを超えててモヤモヤする

これは、なかなかにモヤモヤする記事 アメリカのインフルエンサーのニュースと言うことで名前もブランドもカタカナばかりでメチャメチャ読みにくいんですが、要はブランドから結構な金額で仕事を請け負っている著名なインフルエンサーが、陰謀論満載のニュースサイトをシェアしまくっているという話です。 日本にいると、この辺の温度感は分かりにくいんですが、記事からリンクされてるQAnonというニュースサイトの記事を読むと、なかなかにガチな陰謀論ニュースサイトみたいですね。 個人的に大好きな