マガジンのカバー画像

エッセイ

290
瑞野が日々感じたことをそこはかとなく書きつくろうエッセイ×日記÷2な作品たちです。食べ物エッセイが特におすすめです。
運営しているクリエイター

2022年5月の記事一覧

酒を呑んでも、素直になれない自分。

飲み会の後の二次会カラオケほど、超キツイ場面はない。 体力的にキツイってことじゃないですよ。 精神年齢にキツイっていうか。 痛々しいっていうか、ね。 こんばんは。今夜も一杯ひっかけた瑞野蒼人です。調子よくnoteを書いています。あ、なぜこんなタイトルにしたのかをちゃんと順序を追って説明していきますから、ちょっとご辛抱くださいね。 大前提として申し上げておきますが、私、お酒を呑むこと自体は大好きなんです。なんなら、大学とか会社の中での飲み会とかも結構積極的に行くタイプだし

ちょい足し界最強の調味料、ごま油説

いや、これは本気で。 本気と書いて”ほんき”で。 冗談一ミリも交えないで。 ちょい足し界最強の調味料はごま油でしょ。 そうでしょうよ世の奥様方。 ま、異論は認めるけどさ (あればコメント欄へどうぞ) だってよ。あんなに日本人の飯に完璧にベストマッチする油が他にありますか???え???日本人の血は醤油と味噌と出汁と、それからごま油で出来てると思ってます瑞野は。 まあ、もともと日本のメジャーな飯は結構中国大陸から影響受けてるところとかあるし(ラーメンとかね)ごま油も中国発祥

もう一度幸せ教えてよ、ハマリかけのサウナ。

わたくし最近、サウナにハマりまして。 ガンガンととのいまくってます。 いつも世の中の流行りものに一周遅れてから乗っかるタイプの瑞野蒼人。今回もちょっと遅きに失した感はありますけど、ようやくサウナの魅力に私も気づいちゃいました。 きっかけは些細なことでした。 実は先日、友人と一緒にサッカー観戦に行ったんです。でもその日はあいにく試合中ずーっとめちゃくちゃ土砂降りの雨で。もう体の芯まで冷えまくりました。試合が終わり、駅まで帰る途中に私は強く思いました。「これはもう、家の狭い

瑞野蒼人 VS 一蘭リベンジマッチ

私には、どうしても 超えなければならない壁があった。 一蘭だ。一蘭といえば一つしかない。 あの博多豚骨ラーメンの一蘭だ。 豚骨ラーメンの本場である九州で生まれ育った私にとって、逆に一風堂や一蘭といった全国系豚骨チェーンはほぼ無縁の存在だった。そのせいで、一蘭のあの独特の注文システムを全く知らずに育ってきた。ある意味私にとって一蘭や一風堂を美味しく食べる、ということはちょっとした夢であり、なかなか超えることのできない壁だった。 一風堂に初めて行ったとき、私はその美味しさ

たまに来る、何も食べたくなくなる夜。

たまに、何も食べたくなくなる時がある。 特に夜の時間は、食べ物への関心が薄れることが多い。食欲がない、というか、食に対する願望とか意欲がすっかり頭から失せてしまうのだ。 詳しく説明すると、家に帰る前にスーパーやコンビニに行っても自分が何を食べたいのかよくわからず、30分ぐらい売り場をずーーっとうろうろしてしまう。お腹が減っている、という感覚は体の中から感じるのだが、じゃあ自分が今何を食べたいのか、とか、どんな気分なのかというところまで思考が巡らない。完全に頭が真っ白になっ

言われてみればよく知らない、マツコ・デラックスが売れたきっかけ。

どうも。休日の相棒はTVer。 ヘビーTVウオッチャー・瑞野蒼人です。 近頃私は「マツコ・有吉のかりそめ天国」 (テレビ朝日系)を最近よく見ている。 前身番組の「怒り新党」のころはあまり見ていなかったのだが、ロケ企画などに出てくる芸人さんのチョイスが絶妙に私のツボに刺さっていたり、クスっと笑えるようなトークテーマのチョイスがとても心地よくて、TVerでぶん回し視聴している。 ちなみに個人的に好きな企画はロバート秋山さんが全国にはびこる『食』にまつわる『イザコザ』を解消す

足元が整ったら、この先のことを考える余裕ができてきた。

入社から早くも二か月が経とうとしている。驚いた。社会人の生活は、恐ろしいほどに早く進んでいく。毎日、時計の針が倍速で進んでいるような錯覚に陥ってしまうほど、一週間があっという間に過ぎていってる。 確かに、まだまだ仕事は分からないことだらけだ。電話を取るのだっていちいち緊張する。先輩の前だと緊張して口がよく回らない。でもね、そんな感じでやる仕事がとても楽しい。毎日「あーきょうは頑張ったなぁ」とか「楽しかったなぁ」とかいつも口にしている。何なら「明日の仕事楽しみだなあ」とまで言

ワイシャツが自分の”色”を戻してくれた

ワイシャツを沢山買った。 というか、母に買ってもらった。 休みにユニクロに行って、スラックスを2本とワイシャツを4着。そしてそのあとZARAでかっこいいリュックサックも買ってもらった。グレーの無地。水色ストライプ。ギンガムチェック。どれもこれも、就活の時には絶対着ることができなかった代物。 別に、白シャツが嫌なわけじゃない。なんなら白は大好きだ。でも、就活の時にみんなが判で押したように同じ白シャツ黒スーツで戦いに向かうことは嫌だった。なんだかとても奇妙な姿に思えて、いつも

REPORT OF『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス』

というわけで、行ってまいりました。 『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス』in 京セラドーム大阪 with 母!!! (母親を連れてくことになった経緯はこちら⇩) まだまだツアー中で、しかも日によってセットリストが変わるという状況なので、今回は内容を掲載せずに私の感想だけに留めておこうと思うのですが・・・ヤバすぎる。今回もまた、私は語彙力を失くしました。ただただ泣きつくしました。 まず、セットリストに対する感想

プリクラも苦手。

「ギャルが苦手」相変わらずの大好評である。 この機に乗じて、続編を書いてみる。 瑞野蒼人、プリクラも苦手である。なんか、あのキラキラガヤガヤした空間にどうも私は馴染めない。ゲームセンターの近くを通り過ぎるだけで、なんか変にドキドキしてしまう。反射的に遠ざかりたくなるというか。 最近、会社の同期の男女複数人と遊びに行ったとき、女子が「プリクラを撮りたい」と言い出して、ぞろぞろとゲームセンターへ遊びに行った。この時点で私はもう全くと言っていいほど気乗りしていない。今からもなに

瑞野蒼人的 #妄想セットリスト 作ってみた【ミスチル編】

今回はミスチルファンにだけ刺さってくれたら それでいい、という記事です。 先日NHKラジオで放送された特番『きょうは1日ミスチル30周年三昧』。半日ひたすらラジオからミスチルしか流れない、という天国そのもののような番組でした。本当に、2回も放送してくれてありがとうございますですNHKさん。 で、その中でミスチル好きな有名人の方が自分なりに作り上げた『妄想ライブセットリスト』という企画をオンエアされていて。それに触発されて私も作ってみました。妄想セットリスト。 まあ語るよ

#名刺代わりの小説10選 を選んだ

最近、Twitterやnoteでも流行っている 「#名刺代わりの小説10選」。 子どもの頃から本の虫だった私もぜひやってみたと思い立ち、一晩うんうん唸りながら真剣に選んでみました。学生時代、ページに手垢が付くほど読んだ本。今でも手元に置いてある大事な本。いろんな思い出が詰まった10の小説をご紹介します。 しばし、お付き合いを。 1,小林多喜二「蟹工船」 高校時代のバイブル①。読んでいるうちに不思議と血が滾ってくるというか、男の中に潜む本能のようなものが刺激される、そん

”愛の貧乏脱出大作戦”

あなたはこのタイトルを見て ピンとくる世代だろうか。 「愛の貧乏脱出大作戦」という番組が好きだ。 今から20年以上も前、テレビ東京で放送されていたドキュメントバラエティ。日本全国にある傾きかけた飲食店、借金まみれの飲食店を再生させるために、繁盛店の技をわずか数日で身に付け精神を叩き直す、という内容。ある一定以上の年代の方にならわかってもらえる番組だと思う。 どういう訳か、この番組の映像が大量に動画サイトにアップされていて、今でも大多数の回は視聴することができるのだ。はじ

まっしろな部屋に住んでみてわかったこと

我が家は 壁が白い。 床が白い。 天井も白い。 そこかしこが白い。 ぜーんぶ、白いんだ。 初めてこの部屋を不動産屋と内見したとき、ほぼ一目惚れに近い感じでこの部屋に決めた。他の物件の日当たりが最悪すぎて天国のように思えたのだ。 おかげで朝起きたとき、部屋中に反射している太陽の光を浴びるときがとても心地いい。東向きの窓なので、自然と午前中は明るい部屋になる。これがたまらない。あんまり居心地がいいもんで、会社に通いやすい場所へ引っ越しをしたいけどこれ以上の部屋を見つけ