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ビジネス統計スペシャリスト 合格しました

データ分析関連の資格としてビジネス統計スペシャリストを取得しました!

「ビジネス統計スペシャリスト」は、オデッセイコミュニケーションズ主催のエクセルによるビジネデータ分析のスキルを証明する資格で、
2017年から始まった比較的新しい資格です。
試験科目は基礎レベルの「エクセル分析ベーシック」と
上級レベルの「エクセル分析スペシャリスト」の2科目があります。
専門的な知識ではなく一般のビジネスパーソンにとって実務で必要な
データ分析スキルを問う内容であること、身近に活用できるエクセルを
使用したデータ分析の”実践”に重点を置いていることが特徴です。

今回私は上級レベルの「エクセル分析スペシャリスト」に合格したので、
勉強方法や感想などをまとめておきたいと思います。

「エクセル分析スペシャリスト」の試験範囲は大きく3つに分かれます。

1.ビジネスデータ把握力 分析データの理解
データの視覚化、基本統計量、データのばらつき

2.ビジネスデータ仮説検証力
クロス集計、カイ二乗検定、t検定、F検定、相関・回帰分析

3.ビジネス課題発見・予測力
重回帰分析、ダミー変数の活用と時系列データの分析

これらの範囲について知識を問う問題と実際のエクセルを使って
計算・分析を行う問題が合わせて30問出題されます。
所要時間は60分で、1000点満点のうち700点以上で合格です。

勉強は以下の公式テキストのみ使用しました。章ごとに知識の説明とエクセルの操作方法の解説、最後に章末問題があって段階的に理解を深めていくことができます。
公式テキストなのでこちらを一通りやれば範囲はカバーできるはずです。
特にWebサイトで学習用データが提供されているのですが、
本番でもかなり似たようなデータを使った演習問題が出題されていたので、
これらをすべてテキストを見ずに解くことができれば対策としては
十分ではないでしょうか。

私自身の勉強時間としては、テキスト1周と学習用データの演習を2周
くらいで合計10時間ちょっとくらいでした。

エクセル分析スペシャリストの範囲である、カイ二乗検定・相関・t検定・
回帰分析などといった内容は大学時代から学んできてある程度実践も
してきたので、覚えることとしてはあまり目新しい内容はなく、
知識の復習とエクセルでの分析方法を中心に勉強するスタンスでした。

心理学統計を一通り学んで理解していた方であればそれほど難しくないような気がします。心理学を専攻していて一般の企業に就職を予定されている方は心理学統計はまじめにやっておくと社会人になってから多少役に立つことがあるかもしれませんね。

結果はこんな感じでした!
かなり手ごたえがあったのですが前半で3問くらい間違えたようです…。

ビジネス統計スペシャリスト

一応「エクセル分析ベーシック」は統計検定3級の範囲、「エクセル分析スペシャリスト」は統計検定2級の範囲と重なるようなイメージのようです。
ただ、統計検定よりも実践的で数式の理解なども不要なので、
これまであまり統計を触れてこられなかった方や、実務で使える実践スキルを身に着けたい方にはビジネス統計スペシャリストをお勧めします!
統計検定のほうが歴史のある資格なのでもしかしたら知名度は統計検定の
ほうがあるのかもしれません。

これで一旦統計の知識、データ分析スキルの資格は取れたので
RやPythonの勉強に入っていこうと思います。
RとPythonどっちを学ぶかという話題では大概Pythonが優勢だと思うのですが、Rの実践の機会を得られそうなのでRからやろうかなと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました!




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