水宮の夏休み🌻
Molt caldo❗️暑い〜😩💦 そしてタイフーン。だが心は↓。俺は世界を変えたくなんかないぜ。
なんとなく世間に合わせて夏休みにすることに。
水宮の夏休みといえば
な、朝から飲みだー😆🪭🎊
若き日のザック・ワイルドのチョーキング姿などもツマミに、やだもう何杯めとか数えてないしー。これぞ大人の特選街じゃなかった大人の夏休み。表はセミのシンフォニー。
おいで。みんなおいで。あたしのパーティに。あたしの好きな子だけ、このVIP roomにご招待。
ああ、お前たちもみんなおいで。
さっき組当番の奥さまが来た。その後ろに、キラリと輝くトカゲが走った。嬉しくなった。夏祭のお金を回収して彼女が去ると、私は呼んだ。
「トカゲ、久しぶりね。ワインならあるわよ。タバコも。来なよ」
「もう、お前『あそこ』に行ったんだろ。なら俺は…」
「バカ言わないで。八つからずっと友達じゃない。ビジネスはやめてよもう。あんたに夏休みはないの?」
「…ま、たまにゃいっか。今日、踊ってくれないか」
「いいに決まってる。どうしても出来ない振り付けがあんの、T兄に見せたいし。チェックしてよ、飲みながら」
「映画とか観てえなー」
「あんた、人間でもお化けでも神さまでもないくせに?でもそうね、なんにしよ?」
彼は壁の、私が描いた絵を見てた。
「『スプラッシュ』かな。暑いから」
「なによあんた。メロウなの?」
トカゲは笑って私のタバコと酒を手に、ゆかに寝転んだ。
「うっせ。生意気言うな。50年そこそこしか生きてねえくせに。俺が何千年生きてると思ってる」
「ヤダーそういうパイセン風のやつ。あ、しらすとみょうがのあれ作ったよ。あとで食べるでしょ」
「となると白が要るよな」
「はーいあとでね」
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