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【詩のようなもの】 迷彩

空足を踏んでは生まれる迷彩色
悩みの坩堝を避けて
愛や恋を日常に取り入れる
それを普通にしている鮮やかな四季彩
悩むこと自体を贅沢だと誰かが言う

二の足踏んで他人の轍眺めて
登ることない青天井眺めて
自分の過ちは挿さったまま
空足を踏んでは生まれる迷彩色