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短歌

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書いた短歌です
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2021年8月の記事一覧

表情

その海は静止していて動いてるように見えるのは錯覚だった。

階段の裏側でまた目を瞑りだれかの青い落書きになる。

愛にあふれた優しさでわたしの瞳にあふれる涙がありふれている。

あやふやなままに終わったたくさんの悲しいことは今日も生きてる。

陽に揺れる草木があれば、あなたには理解されなくていいと思った。

体内で揺蕩う水の色彩を想うと心は安らいでいく。

あの人がまた自販機でカフェオレを買うよう

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エレベーターの移動

下書きは上書き保存するたびに上へ上へと上がっていった

ニコ動の「弾幕綺麗」ってコメントもアイラブユーの意訳かもしれん

脳が2つあれば眠りながら飯を食うことだってできると思う

今はないTSUTAYA店舗で試聴した曲がふとした拍子に鳴った