トイレ研との向き合い方
◇この記事は「全国学生トイレ研究会 Advent Calendar 2021」に向けて執筆した記事です◇
こんにちは。水回り探検です。
私が所属する「全国学生トイレ研究会」では、現在アドベントカレンダーの企画が実施されています。そこで、アドベントカレンダー用に、なぜ私がトイレに興味を持って、さらに交流・発信までしているのかを踏まえて、「全国学生トイレ研究会」(以下、トイレ研)に対する私の向き合い方について書いていきたいと思います。
私がトイレに興味を持ち、交流・情報発信を始めた経緯
突然ですが、あなたは「トイレ」に対してどのように向き合っていますか?
○ただのユーザーとして使っているだけで、特別なにか考えたことはない
○汚い、汚らわしい存在と感じており、できれば考えたくない
○ハイテク好きで、最新式のトイレに無性にワクワクする
○実は無限の可能性を感じている
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人によって様々な向き合い方があると思います。
ご存じの方もいるかもしれませんが、私はこの「トイレ」という分野において、トイレオタク、トイレマニアとして活動(?)しています。
具体的には、便器や便座の品番をチェックしたり、流れ方を動画に撮ったり、新製品をチェックしたりといった具合です。
自分でも、何にこんなに惹かれているのかはよくわかっていないのですが、マニアを始めてかれこれ2年くらいになります。
トイレをマニア的に好きな人は、子供の頃から好きという人もいると思いますが、私はそういうタイプではありませんでした。小学生の時に図書室で『トイレのひみつ』(学研まんがでよくわかるシリーズ)を借りて読んでいたので、その頃から出会いはありましたが、深く興味を持つことはありませんでした。小学校の体育館のトイレにあった小便器にinaマークがついていて、「特徴的なロゴマークだな」と思ったというエピソードもありますが、その小便器がどの型だったのかもよく覚えていません。
では、そんな私がなぜ2年前にトイレに興味を持って、さらに交流・発信までするようになったのか。
簡潔に言えば、とある動画の出会いと、そこから始めたTwitterから始まった多くの人との出会いがあったからです。
なぜそこにたどり着いたのかは全く覚えていないのですが、YouTubeに上がっていた便器の洗浄動画を観て、「自分も投稿してみたい」と思いました。
そこで、私は情報をまとめたり整然とさせるのが好きなことに加えて、体質的な問題でお腹がゆるくなったりすることがあるので、ウォシュレットの有無や、器具の数といった設備の充実具合を含めてデータベースのようにできたら、そういう人達や下見をしておきたい人たちなどに有用なものにできるのではないかと考えました(この構想は現在闇に葬られていますが……)。
それでYouTubeチャンネルを開設した後、情報の発信手段として合わせてTwitterのアカウントも作成しました。
Twitterでは、トイレ好きの方とたくさん交流する機会があり、私をトイレ研に誘ってくれたjabonexさんともTwitterで出会いました(jabonexさんもアドベントカレンダーに参加していて、12/19に記事が公開される予定なので、ぜひ覗いてみてください)。
おそらく、一人で続けていたら今の私はなかったと思います。ともに情報交換でき、刺激しあえる人と出会えたことが、トイレマニアとしての私の存在にとても大きな影響を与えてくれています。
トイレ研との向き合い方
では、そんな「トイレマニア」である私は、トイレ研にどう向き合っているのか。
最初にトイレ研に誘ってもらったときは、「私みたいなトイレマニアの人が集まってるのかな」というように考えていましたが、実際に入ってみると、
○建築という観点からトイレを見ている人
○海外のトイレ事情など衛生環境としてのトイレを見ている人
○生理用品の設置の推進など、トイレをもっと良くしたいと考えている人
○トイレに興味は特にないけど、面白そうだったから入ってみた人
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というように、様々な観点からトイレを見ている人が集まっていました。
ここに入った私は、
「今まで単なる趣味の対象でしかなかったトイレを、衛生という本質的な機能を始め、空間デザイン、付加価値といったさまざまな切り口から、ここにいる仲間とともに考えられるようになりたい」
と考えました。
そんなわけで、私はトイレ研に対して、トイレに関してさまざまなテーマから学ぼうという姿勢で向き合っています。
現在までの具体的な経験としては、中央大学のトイレ研究会の方が主催している、海外のトイレについて話し合うオンラインイベントに参加したり、トイレ研での出会いから実際にメンバーと会って話す機会があったり、さまざまな経験ができています。この中でも、自分の思いもしなかった観点に気づかされたり、とてもマニアックなことを聞かせてもらったりと、発見が絶えません。
それに、トイレ研はオンラインでの活動が基本になっているので、場所に縛られずに参加できたり、通常の行動圏では絶対に出会えない人との交流ができることも魅力に感じています。
おわりに
このような拙い記事をここまで読んでいただきありがとうございました。
前章でお伝えしたように、全国学生トイレ研究会には、さまざまな意識をもってトイレに向き合っている人が集まっています。
私みたいなトイレマニアはもちろんのこと、真面目にトイレについて考えたい人、衛生という分野に興味がある人、建築に興味がある人、サークルに入りそびれてしまったけれど様々な人と交流する機会がほしいと思っている人、なんとなく面白そうだから入ってみたい人……どんな人でも大歓迎なサークル(?)となっております。
ご興味のある方は、私のTwitterか、全国学生トイレ研究会のTwitterにお気軽にお問い合わせください。お待ちしております!