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奄美大島のガイドです。自然から始まって奄美大島に関することなんでも。歴史・民俗・シマ唄…

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奄美大島のガイドです。自然から始まって奄美大島に関することなんでも。歴史・民俗・シマ唄、etc

マガジン

  • あまみ便り

    奄美大島(あまみおおしま)に生まれて、高校卒業して島が嫌で出たのですが、30過ぎて島に帰ってきて、今はエコツアーガイドやってます。 帰ってきて島のことを伝えようと始めた個人的なホームページ「あまみ便り」はツアーガイド会社の公式サイトとなりましたが、初心に戻って、個人の「あまみ便り」をnoteにて。 エコツアーとして勉強した島のこと、子供の頃の思い出、何故かやってるシマ唄・三味線、その他、もろもろ、島・シマのこと。

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 なにやら大げさなタイトルですが、思いついたきっかけは567騒ぎ。(あえてカタカナでは書きません。検索とかにひっかかると面倒だし、本質ではないので)  お昼はもっぱら地元の飲食店に行ってました。喫茶店やら定食屋やら。  でも、昨年からの567騒ぎで、マスク着用だ、入店時のアルコール消毒だ、そして、来店者の住所・氏名を記入して!と、なりましたよね。  これらの対応、理解できないわけではないけど・・・ということで足が遠のいたお店が増えたのは事実で、お昼はお弁当というのも増えました

    • 外来植物の侵入を人が手伝ってない?

       道端に広がるアメリカハマグルマ。きれいな黄色い花が咲きます。  しかし、外来生物法で要注意外来生物に指定された。世界の侵略的外来種ワースト100の植物。(国立環境研究所の「侵入生物データベース」より)  茎は匍匐して葉の付け根から根を出して伸びて行きます。  これが実にたくましくて、茎を引っ張って引っこ抜いても、根の部分が残っていると簡単に再生します。  庭などのグランドカバーとして利用されたようですが、引っこ抜いて投げておいても、草刈り機で刈り込んでも、再生してしま

      • 大浜にワークスペース、って、きゃしかい(どうですか?)

         昨日のお休み、午後はいつものようにタラソへ行ったのですが、サウナやジャグジーでのんびりしながら、ふと思いついたことです。  今月、技術指導センターだったところが、ワークスタイルラボという施設になりました。  タラソにはレストランとボディトリートメント(だったよな)の部屋があるのですが、現在は未使用です。  ここにワークスタイルラボのような、フリーランスやワーケーションが利用できるようになるといいんじゃね?ということです。 特別なものはいりません。パーテーションとテーブルと電

        • 「マニュアル作りは人の為ならず」

          「マニュアル作りは人の為ならず」なんだよな。 「情けは人の為ならず」と一緒で、人に教えるって、口先・手先で自分ができることをパッパッと伝えていることを、改めてちゃんとまとめようとすると、実は自分もわからずに、直感だけでやってしまっていることに気づく。  それを、マニュアル化すると、”あぁ、そういうことだった”というのが多々あるんだな。  これは、ガイドも同じなんだな。うん。  ということで、”なんで、そんなことやってるの?”と言われそうだけど、そういうことです。はい。  「

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        • あまみ便り
          4本

        記事

          シマのネコ

           このお話は、今、奄美大島で問題になっているノネコ問題(ネットで炎上しているようですが、あえてその話題にリンクもしません)に何か物申すわけではなく、あくまでも、個人的な思い出というか、シマでネコがどんな存在だったか思い出したお話です。(シマは島ですが、同時に”集落”を意味します。)  私の生まれ育った奄美大島は、今でこそノネコ・ノイヌ対策と騒いでいますが、昔からノネコにたいしては寛容だったような気がします。  何故?と聞かれたので、そのお話を。  子供の頃(ちなみに196

          シマのネコ

          (個人的に)こだわりの鶏飯とは

          昨日、「鶏飯の思い出」として、我が家の味としての鶏スープから鶏飯までを簡単に書いたのだけど、書いた後に、スープはああだったな、具はこうだったなと思い出したので、再び鶏飯について、個人的ですが、こだわりを書いてみることにします。 まずは何と言ってもスープ。 家では”とりんしる”(鶏ん汁)と言ってました。 今では鶏飯を出すお店では鶏からスープをとる時に匂い消しの意味もあるのでしょうか。野菜(ネギやシイタケなど)を入れるところもあるようですが、基本は鶏のみ。1羽、丸々。骨を割っ

          (個人的に)こだわりの鶏飯とは

          鶏飯の思い出

          鶏飯(けいはん)、いまでは奄美大島の、というより、奄美群島、それどころか鹿児島県の郷土料理のように紹介されているけど、一般的になったのは、ここ20年ほどのこと。 それまでは、奄美大島の北部の家庭料理でした。 出身が奄美大島の北部、笠利町の川上という集落で、島で一番大きな街、名瀬市(現在の奄美市名瀬)で育ったけれども、両親の親は川上に住んでいたので、子供の頃だから昭和40年代ごろでしょうか。祖父母の家に行くと、いつも鶏肉か豚肉料理でした。そして、鶏料理といえば鶏のスープ。丸ご

          鶏飯の思い出