無料で簡単に常連さん管理
なにやら大げさなタイトルですが、思いついたきっかけは567騒ぎ。(あえてカタカナでは書きません。検索とかにひっかかると面倒だし、本質ではないので)
お昼はもっぱら地元の飲食店に行ってました。喫茶店やら定食屋やら。
でも、昨年からの567騒ぎで、マスク着用だ、入店時のアルコール消毒だ、そして、来店者の住所・氏名を記入して!と、なりましたよね。
これらの対応、理解できないわけではないけど・・・ということで足が遠のいたお店が増えたのは事実で、お昼はお弁当というのも増えました。
なぜ、足が遠のいたのかというと、お客さんは一律に”汚いもの、汚染されているもの”と扱われているような感じを受けたからです。
昨日まで、普通に週に数度も通うようなお店が、ある日突然、入店時に”アルコール消毒してください”、あるいは”入店者カードの記入をお願いします”となると、昨日まで、普通に入れたのに、どうして、こんな扱いなの?
私が、観光客というか島外からきた稀人(まれびと)というか、一見さんであれば、仕方無いかもしれないけど、私のこと、知っているでしょ?常連のつもりだったんだけど・・・ということです。
でも、ぼやいていても仕方ないですよね。お店もなんらかの対応をしなきゃいけないんですから、大変です。理解してます。
行政からの指導やら、世間の流れなど、色んな意味で。
じゃあ、常連客はフリーパスまでいかないけど、一見さんと区別するための仕組みができれば、来店の度にお客さん側も不快な思いもしないし、お店側も少ない負担で、ちゃんと対応してますとできるシステムが無料で構築できるのでは?と思ったわけです。
使うのはスマホとQRコード、そしてGoogleのサービスです。
<来店者登録>
始めての来店者にはカードに記入してもらいます。
そのカードは後でもいいのですが、スマホで写真撮影しましょう。そしてGoogleLensでOCRします。
最初の認識はこんなものです。
上記の写真の”奄美市名瀬幸町1-99"とある部分の端をそれぞれドラッグすると以下のようになります。
これを上記写真ですと、スマホとPCを連携させていれば、右にある「パソコンにコピー」でPC側で受け取れます。次のように識別してました。受け取った文章が以下です。(改行は編集しています)
名前:奄美太郎 书:如今 住所:奄美市名瀬幸町1-99 TEL: 090-9876-1234
手書き文字でもなかなかの識別ではないでしょうか。
このGoogleLensはAndroidやiPhoneはもちろん、PCのGoogleフォトでも使えるようになったようですから、撮影だけしておいて、後で処理してもいいのではないでしょう。
この常連さんデータは、Googleスプレッドシートに記入して、常連さん番号を割り振っておきましょう。
<常連さんカード(QRコード)発行>
整理したデータを元に次の来店時のための常連さんカードを発行します。
といっても実際の会員カードなどを発行するのではなくて、QRコードを作成します。無料のQRコード作成サイトがたくさんあります。
例えば、囲み文字付きですと、QRコード作成サービス。ここに以下のコードを埋め込んでみました。(RA12345というのは適当に作ってみた常連さん番号です。その他の情報も架空のものです。)
"mailto:owner@restAmami.com?subject=焼き鳥奄美:来店者&body=RA12345,奄美 太郎,アマミ タロウ,TEL:090-9999-7890"
お客さんには後日、このQRコードをメールやSMS(ショートメッセージ)でお送りします。
<お客さん側での常連さんカード(QRコード)管理>
印刷してもいいですが、Googleフォトに保存して、「アルバム」で管理すると便利でしょう。
<来店時>
次回の来店時にはお客さんに常連さんカード(QRコード)を提示してもらい、スマホで読み込むと以下のように識別します。
設定したメールの件名、および本文も一部ですが確認でき、これで常連さんというのは確認できます。
さらに画面下にある「メール」をタップするとowner@restAmami.com宛に、メール件名を”焼き鳥奄美:来店者”、本文に”RA12345,奄美 太郎,アマミ タロウ,TEL:090-9999-7890”としてメールを送ってくれますので、来店管理もメールで行えます。
どうでしょうか。
飲食店というのは、観光客とか一見さんではなくて、やはり地元密着だと思うんですよ。その地元の人を大事にできるのかどうか。
おそらく、素人で単なるわがままな客の意見でした。
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