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酷暑到来!2024年の生き残り戦略

はじめに

そろそろ熱中症のニュースを目にすることが多くなってきた。
梅雨も開けていないのに、本日も朝8時台から30℃を超えている。
来たか……ヤツ(酷暑)が……。
そして我が家にはクーラーが無い。
盆地の京都にこれは悪手だ、分かってる。
しかしこれは計画的非購入なのだ。
その理由と酷暑のサヴァイヴァル生活を、振り返り見直したいと思う。
生きているうちに。

1:なぜクーラーを買わないのか?それは命に関わるから。

私はかなり厄介なアレルギー体質である。
食物にもいろいろあったが、大人になって少しづつ症状が緩和〜ほぼ消失になったものもある。
化学薬品(洗剤や芳香剤その他も、避けるもの大丈夫なものが大体定番化できている。
災厄に近い花粉症も、長年の体質改善努力により、「ちょっと目と鼻がぐずる日がある」程度になった(その年による)。
あとは、「カビと埃」だ。
これがヤバい。
特に湿気に生えるカビ。
結露からカビが生え、大気中に漂うことで上気道の粘膜を刺激し、やがて免疫力の低下にも影響を及ぼす。
クーラーはこのカビを大気に撒き散らす機械になってしまうのである。

2:上気道の粘膜を守らないと怖い

まず埃を溜めにくくカビを生やしにくい生活環境にしている。
「空気の通りを良くする」
つまり家具を極力置かない、置くにしても壁から距離を多めに取り、掃除棒が入って埃を取りやすくしている。
カーペット類も玄関マットだけだ。
掃除機をかけないでいいフローリングなどの「拭き掃除で埃を除去できる」環境にしている。
保湿系の機械は一切置いていない。あれは私には致命傷だ。

ラスボスは暖房や冷房の機器だ。
暖房はガスヒーターで、これは内部に湿度を溜め込むものではない。フィルター掃除をこまめにしていれば問題ない。
問題はクーラー系だ。除湿にしても何にしても、冷気の対価に水分を除去する必要がある。
その内部構造は複雑で、フィルターを掃除すればいいってもんじゃない。
起動させるたびに涼しい風のお届けと共に、カビも撒き散らされてしまう。
機械自体も天井に近いところにあるため、上部に埃も溜まりやすい。
以前クーラーを取り付けられていた賃貸に住んでいた時、夏は絶対大風邪をひきまくっていた。

3:関節と内臓の冷えが怖い

炎天下で活動するのではなく室内であれば、頭を冷やすことでかなり危険を回避できると、私自身はそう思っている(常識ある大人の方は真似しないでください)。
病院は患者さんがいるのでクーラーはかなり潤沢に使用されている。
以前手術室兼務の時、それはもう「底冷え」レベルに寒くされていた。
その時が一番体調を崩しがちだった。
まず膝の関節が悲鳴を上げた。痛い痛い痛い!続いて腰だった。
クーラーの冷気って骨まで冷やしてくれますね。
もちろん内臓も。
部屋の出入りやあちこちの移動で汗をかくと、それが一気に急速冷蔵されるのが辛かった。
外は暑いし暑いからしんどいけど、冷蔵されると生命力が減少する感じ。
外出は直射日光で脳天が直火で炙られて、脳みそジリジリされる。
これが一番命に関わるので、酷暑の日は10分以上外に出ないことをお勧めしたい。
日傘!何より日傘!日焼け止めより日傘!!
反対に、直射日光が刺さない室内なら、「水分」「電解質」「脳を冷やす」でなんとかなる(自分調べ)。
少なくとも食欲不振も夏風邪もここ15年くらい引いていない。

4:我が酷暑を乗り切る相棒

①遮光カーテン
うちは東側に面している窓が多いので、夏は早朝〜10時頃までは遮光カーテンで直射日光を遮っている。
だから質の良い遮光カーテンは必須だ。

②扇風機
我が相棒、我が命。ハーロックにおけるトチローのような存在。

初代は昨年12年目で引退し、新人のコンパクト収納できる良い子。

風の流れを作り、湿度を追い出す。これが有効。
窓を各所で開けて、扇風機で風を通す。もう1台くらい買いたい。
とにかく風の流れと湿度の分散は命を守ってくれる。

以前ハワイに行った時、気温は高いのに快適だった。
木陰が涼しい。湿度が低い。風がよく吹く。
これがとても夏の快適さを左右すると学んだ。

5:脳を冷やす(しかし諸刃の剣)

脳はタンパク質なので、40度を超えるとヤバくなる。
なので頸動脈から脳を冷やす必要がある。
直射日光でほぼ直火で焼くに近い晴天酷暑の外出は10分以内(日傘装備)。
室内でも首に凍った冷却剤をタオルで包んで首に巻くのが望ましい。
私は夜は、これ↓と共寝でないと生きていけない。

まさしく我が命を託す相棒。

昔は豆腐の空き容器に氷を作りってアイスピックで砕き、ゴムの氷枕に入れて頭を冷やしていた。
製氷皿も無かったんだ。凄い手間だった。
それが繰り返し冷凍庫で冷やし使えるアイスノンの発明で、病気の発熱時に革命が起きた。
そして今も命を救われています。白元様ありがとうございます。

病気での発熱は、冷たい枕をして寝ても病気を治さなければ下がらない。
脳を冷やす目的でなら、アイスノンは充分有効である。
しかし問題がある。
どうしても後頸部も同時に冷やすので、頸部〜肩周辺に血行不良が起こることだ。
肩こり必至。
自律神経のバランスにも関係してくるので、それは覚悟が必要だ。

6:ミネラルバランスや老いの関係もある

クーラーの効いている部屋なら尚更、脱水症状が起きやすい。
旋風機強風で数時間あたっていても危ないというのに。
外で汗をかき、室内で水分を奪われる夏。

①麦茶の補給
②梅干し補給

この二つはまさに「塩と水」の命を守る最大の要素。

③リンゴ酢や酸っぱいもの
④薬味三昧てんこ盛り
⑤旬の果物と野菜

食事系はこの三つを守って摂取している。
茗荷、ネギ、しそ、きゅうり、生姜、ニンニク、トマト、スイカ、冷奴、など。
子供の頃食べていた夏の定番を食べる。
薬味薬草につながるものは何でも食べる。バジルやパクチーとか最高。
⑥豚肉
⑦旬の刺身
普段は鶏肉ばっかりの私だが、豚肉で英気を養うと効果は抜群だ。青魚は大好きだ!

7:個人的に夏バテするもの

・小麦(パスタやそうめん)
・甘いもの全般
・牛肉
・ビールや赤ワイン
夏に限らず、体質的にしんどいものが酷暑だと顕著になる。
好きなんだけどさ!!
アルコールも赤ワインのタンニンがしんどくなるのか?めっきり飲まなくなる。
ビールはもっと辛い。
好きでも最低限にしている。

まとめ

くれぐれも言うけれど個人差もあるし、老年期になるとこんな小手先では生きられないと思う。
そのうち私もクーラーを買う決心をせねばならない、と思う(血涙)!
「最悪か、もう一つの最悪か」の二択。
年取ると水分だの食事だのいくら気をつけても、水分を止める機能心腎肝臓も衰えるし、努力じゃ補えなくなる。
人工の冷気に生かされる日が来るのは覚悟している。
ただね、良いこともあるんですよ。
ほんの少しの湿度や気温の変動で、めっちゃ快適!って思うことができる。
秋の空気の訪れを人一倍早く感じて、そこからスイッチ切り替え生活のメリハリもつけられる。
わずかな変化を楽しむことができる。命懸けですけどね!!

命しらずの狂った猛者供は、自己責任でチャレンジするのは止めはしないよ。

京都の2024年7月7日朝9時30分頃の気温湿度

室温31度で58%湿度。
ぶっちゃけ全然余裕。34度超えるとやばい。36度は水風呂に避難する。
湿度さえ低ければ体感温度はまだ楽だよ。

子供の頃は朝から川で泳いで遊んで、昼頃帰って来てそうめんととうもろこし食べて昼寝して、おやつはスイカ食べて夕方まで遊んで、夜は涼しかった。
夏は大好きだった。



ひとりごと



地球のなんたらとかじゃなく、コンクリートとクーラーが原因なんじゃないの?この酷暑。恩恵に預かってるから文句は言わないけど、それを環境団体の口実に使われるのはなあ。

第一数℃の気温変化なんて、地球の歴史とかその他天体の環境に比べたら誤差範囲以外の何ものでもない。
人間様が不快でしんどいから異常な環境だーっていう環境団体の言い分は、あんまり共感できない。
何かの口実に使う気なんじゃないのかね?公金チューチューとか?

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