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育児も対人コミュニケーション


先週の癇癪持ちについての投稿に
「ADHDの事なの?と思ってしまいましたが、別物ですかね?」というコメントを頂き考えた
たしかに私もこども発達インストラクターの勉強をしていた時に
ADHD(注意欠陥多動症・・・不注意、多動性、衝動性の症状)の子の特徴を見て
これ6割次女に当てはまるじゃん
と思った
と同時に
その他の本人の特徴を考えてみたら全く当てはまらない部分の方がかなり多くて
なんだ紛らわしい
次女はいろいろな気質をまたぐ多面的で個性的で面白い子、つまり分かりやすい枠に収まらない子なのだろう
と思ったこと

逆に長女は、ただののんびり、恥ずかしがり屋なのか?と思うような感じで発達相談でも、脳症後の度々受診した小児科でも、様子を見てみましょうと言われるのみ
これですという明確な答えは見つからず発達検査は2度とも自閉傾向のあるグレーゾーンでIQは同年代の−3歳
中学受験もし、部活も楽しみ、黙っていたら平凡な女子中学生である

要は、部分を見ていたら極端な判断しかできないし、全体を見るのはとても大切
かといって全体を見たからといって完全な答えが出るわけではないのが人

視野が狭くなると想像の範囲が狭まり選択肢も狭まる
視野が広くなると想像の範囲が広がり選択肢も広がる

狭く深く考えたい時以外は
広い状態でいた方が物事を多角的に捉えられる
特に対人関係では、相手へ持つ印象も関わり方の選択肢も広がり
結果、自分が楽になる

育児も対人コミュニケーションである
変えることができない子供の気質を把握したり
「どういう関わりをすればより良い関係を築けるのか」を学び、トライし、考えたりすることは
親と子を楽にするひとつの方法だと思う

そして子供はそこで
対人コミュニケーションの基礎を学ぶということを考えたら
親としては後悔しない関わりをしたいものである

ちなみに私は
癇癪やかんの虫、ヒステリーは
ADHD(生まれつきの脳のとても強いクセで変えられないもの)という印象は持っておらず
元々の気質の強さや認知の偏り(経験から形成される物事の捉え方のクセ、変えることができるもの)によるものだと思う

単純に生きてきた年数の少なさ、経験の少なさ、表現力の未発達ゆえだろう
というくらいに考えている

がしかし、ヒステリーっ子を目の前にすると心からウンザリ、ゲンナリするのも経験からよく分かる

そんな親御さんたちの気分が楽になる
それぞれに合う方法を見つけられると良いと思う

子供や人間についてはもちろん
自分のものの見方や感じ方、捉え方の傾向や言動の傾向を
そういう自分が形成されるに至った経緯やきっかけ含め
ちょっと離れたところから見てみるのもよいと思う

あとは好きなことをして気分転換するのが1番

生きやすい人が増えますように

写真は
草間彌生T
縮んだ私のTシャツ、次女にぴったり


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「こどもの癇癪への対応」2021.6.17
https://ameblo.jp/mizukikaifurukawa/entry-12681129071.html

https://lit.link/kaimizuki



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