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次女が先日アマゾンプライムで「僕らの七日間戦争」が観たいといい、結局最後は私一人で観ていたのだが
35年前は体罰や過度の校則は当たり前のことだったなーと時代の違いの大きさに驚いたと共に
当時、今の次女くらいの歳だった私は秘密基地に憧れ
友達数人と近所にあった廃棄物の山の中に秘密基地と称したまに忍びこんでいたことを思い出した

今思えば崩れて生き埋めになどならなくて良かったと思う
机やロッカーや冷蔵庫やいろいろなものが積んである中に子供が1人入っていけるスペースがあり
そこから迷路のように中に奥に入っていくと子供が3〜4人入れる空間があった

その山は広い駐車場の端にあり
その駐車場には父のトラックもあった

昼間は人の出入りがあるため遊べるのは誰もいない時間だけ
ということで
親には確かマラソンの練習だとかなんとか言って
真っ暗な朝4時台に家を出て忍び込んでいた

目覚ましはあったのかなかったのか
パッと飛び起き暗い中家を出たことを考えると
よほどワクワクしていたのだろう

結局ほどなく駐車場の管理人さんに見つかり
駐車場の一角にある管理事務所へ連れていかれ
危ないから遊んではいけないことを淡々と説かれ
連絡はしないけど紙に住所と名前と電話番号を書くよう言われ書いた

帰ろうと外に出ると
仕事へ向かう父が駐車場を歩いていく姿が見えた

そこで会っても私を怒鳴ったりすることはなかっただろうけれど
管理人さんに対して深く頭を下げる父の姿を見ることになっていただろう
人に迷惑をかけるのが大嫌いな人だったから
申し訳なさも大きかったに違いない

実際家に連絡はなかったのか、不在が多く連絡がつかぬままだったのかは分からないけれど
私がそんなことをしていたとは家族はたぶん全く知らないままだろう

いつも機嫌よくニコニコしていたものだから
母は私を幼少期のままよほどのんびりしていると思い込んでいて
冒険や悪戯はするはずがないと思い込んでいたふしがある

それはずっと続いていて
中学校の担任に「うちの子はおとなしくて心配」と本気で話し、「大丈夫ですよ。とっぽい男子に負けずにやり合ってる」と笑われたそうだ

その後の原チャリの2ケツや飲酒などいまだ夢にも思わないだろう

私のことを
自分の見たいようにだけ見ていたのか
目の前の見える部分しか見えないのか
よく見ていなかったのか

どれもとても母らしい
そして
少し羨ましい

母のことはさておき

現代の子は

どんな冒険や悪戯をするのだろう

娘たちは

私が知らない悪戯や冒険

しているのだろうか

あなたは

どんな冒険をしてきましたか?

どんな冒険をしたいですか?

写真は
本日プール開きの我が家のバルコニー
マンゴーカルピス牛乳を堪能する次女


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