紗倉まな『最低。』読了 4 水木三甫 2024年5月10日 07:13 『春、死なん』に次ぎ、2冊目。地の文の感性豊かな表現に驚かされる。元々の仕事をテーマにしただけあって、業界での女性の悲しみや淋しさがうまく書かれている。体力勝負の職場の中で、精神的にも難しい問題にぶつかりがちな商売だけに、著者としては小説にすることで、いろいろな苦労を昇華しているのかもしれない。読点の付け方が感情の深さをよく表していて、新鮮だった。 ダウンロード copy この記事が参加している募集 読書感想文 185,614件 #読書感想文 #読了 #最低 #紗倉まな 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート