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下から目線(詩)

自分の言いたいことも言えず、呼吸するのもしんどくなって、それでも愚痴をこぼさず、自分が我慢すればいいと思う。

いつもまわりを気にして、そんな自分が嫌になって、社会という枠の中から出たくなって、それでも絆という鎖を解けずにいる。

それなのに自我を捨てきれず、良心と常識のあいだで傷ついて、いっそ体を道連れに自我を殺してしまいたくなる。

どうせならばロボットのように、自分では何も考えず、ただ人に従い、それでひどい目にあっても、それをすべて人のせいにして生きていたなら、僕は嘘をつかずにいられたかもしれない。

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