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短歌  お星様になった しんちゃん 🍒



はにかんだ 笑顔の君は おだやかで
いつも私に 優しかったね


海水浴 大人数で 西瓜わり
遠くで見ている しんちゃんを呼ぶ



海の中 バタ足してる 我の手を
握って励ます 優しき声よ


大勢で おしゃべりしながら 焼肉を
頬張る君の 輝く笑顔


花火見て 綺麗だなぁと つぶやいた
しんちゃんの瞳は 遠くを見てる



寂しいよ たったひとりの お兄ちゃん
あの夏の日を 忘れないから



夜空見て しんちゃんどの星 なったかな
泣きながら見る 天に手を振り



しんちゃーん!



しんちゃんは 私の従兄弟の お兄ちゃんです
優しくてハンサムで大好きでした
中学2年の夏 お星様になりました


しんちゃんのクラスメイトが たくさん来て
お姉ちゃん達が 泣いていました


満9歳の私は 泣いたら 伯母さんやお母さんが
もっと泣くかもしれない と 我慢していました

クラスメイトのお姉ちゃん達が しんちゃんの名前を呼んで
柩に眠るしんちゃんにお花を入れながら泣いていました

既にお花は しんちゃんの胸に置きましたが
お気に入りの さくらんぼの刺繍のハンカチを
そっと入れたら 涙が溢れ出しました

しんちゃん 

また 
夏が来たよ

ありがとう しんちゃん
忘れないから
ずっと





最後までお読みいただき ありがとうございました

今日も善き日 wonderful dayを お過ごしくださいね☆


今日も明日も 一生良いことばかり⭕️⭕️⭕️⭕️⭕️


⭐️🍒👒⛑️🍉💕🙏👋



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