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本当にやりたい仕事を見つけるための7つの質問

「本当にやりたい仕事が見つからない!」
「ライフワークが分からない!」
 
そんなお悩みのある方に向けて、ライフワークの見つけ方“7つの質問”と“それぞれの具体的ヒント”を公開します。
 
ライフワークの見つけ方については他のメディアでも見かけますが、具体性に欠けるため、実践してみても「これだ!」というものが見つかりにくいです。
 
そこでこの記事では、あなたのライフワークの種を発見しやすくするためのヒントを具体的にお伝えしていきます。

ヒントを参考に7つの質問に答えることで、「本当にやりたい仕事」「ライフワーク」を見つける手がかりをつかめるでしょう。

ライフワーク(lifework)の定義

まず、ライフワーク(lifework)の定義を簡単に確認します。

ライフワークとは「一生を通じて取り組む仕事や活動のこと」で、天職ともいわれます。

つまり、

ライフワーク=本当にやりたい仕事

と言って良いでしょう。

・自分らしさがあり
・才能や強みを活かし
・自分が楽しみ
・生きがいを感じ
・誰かの役に立ち
・感謝され
・お金も稼げる

こんなライフワークを見つけることができたら、自らの人生を充実させるだけでなく、多くの人に幸せをもたらすことができます。

自他ともに豊かになれる“福業”であり、あなた自身の使命やミッション、さらには天命へとつながっていくでしょう。

それでは次に、ライフワークを見つけるための質問とヒントをお伝えします。

ライフワークを見つける<7つの質問>と<具体的なヒント>

質問は次の7つです。

①今の仕事を工夫し楽しくする方法はありませんか?
②時間・お金・エネルギーを注いできたことは何ですか?
③人から感謝されたことや喜ばれたことは何ですか?
④子どもの頃に好きだったこと楽しかったことは何ですか?
⑤もし余命5年と言われたら、死ぬまでにやりたいことは何ですか?
⑥谷底の宝物を掘り起こす!過去にどんな挫折や失敗をしましたか?
⑦生きるのに十分なお金があってもやりたいことは何ですか?

それぞれの具体的なヒントをお伝えします。

質問①今の仕事を工夫し楽しくする方法はありませんか?
もしあなたが今現在、すでに何らかの仕事をされているのであれば、その仕事を「工夫する」「楽しくする」ことができないか考えてみましょう。

なぜなら、あなたが今の仕事をしているのは、たまたまの偶然ではないからです。

人は1日に35,000回もの決断をしているそうです。
(ほとんどは無意識レベルの決断)

例えば、あなたの今の年齢が35歳で、単純に1年365日としたら、

35×365×35000=447125000

ということで、これまでの人生で<4億回以上の決断>をしている計算になります。

これだけのたくさんの決断の末に“今の仕事”をしているわけですから、「たまたまの偶然ではない」というのはご納得いただけるのではないでしょうか。

ですので、今の仕事を「どうしたらもっと楽しめるか?」「どうしたらもっと良くなるように工夫できるか?」と考えてみると良いでしょう。

・工夫をすること
・楽しむこと
・よりよく改善していくこと
その積み重ねの結果、ライフワークが見つかっていくということです。

質問②時間・お金・エネルギーを注いできたことは何ですか?
人生を振り返って「時間・お金・エネルギーを注いできたこと」はライフワークに繋がっている可能性が高いです。

これまで意識せずとも、ず~~っとエネルギーを注ぎ続けてきたものだからです。

特に分かりやすいのは「お金」です。
人によってお金の使い道は大きく異なりますから。
本棚にある本のジャンルでも、ライフワークの傾向はつかめるかもしれません。

趣味だったり勉強だったり、「他の人よりもこの分野にお金と時間を使ってきた」というものがあなたにもきっとあるでしょう。

もしかしたら、今はまだ趣味レベルかもしれませんが、これからも情熱をもって学びクオリティを上げることで、相手から求められるライフワークに育つ可能性があります。

分かりやすい事例は他の本でも紹介したピタゴラスイッチのたっつんさんです。

彼はピタゴラスイッチ装置を自作しています。

恐らく彼の人生を振り返ってみて、一番目に時間・お金・エネルギーを注いできたのだろうと予想できます。

最初の頃は仕事にはなりませんでしたが、今ではその活動が認知され、マネタイズできるライフワークになっています。

あなたにとって、これまで時間・お金・エネルギーを注いできたことは何ですか?
ぜひ考えてみてください。

質問③人から感謝されたことや喜ばれたことは何ですか?
日常生活の中で、またはこれまでの人生で、人から「ありがとう」と感謝されたことや喜ばれたことを思い出してみましょう。

「感謝される・喜ばれる」ということは、何らかの価値を提供できている証拠です。

ちょっとしたことでも構いません。
それがライフワークの種になることがあります。

私自身の事例ではありますが、今も昔も「良い情報をありがとう」と、情報提供をすることで喜ばれることがよくあります。

もともと氣になったことを調べることが好きなんですね。

例えば、懇親会会場を探すときであれば、

・お店の口コミ
・料理の種類や質
・駅からの距離
・ドリンクの充実度
・子ども向けか
・座敷があるのか
・個室の有無

などなど細かく細かくリサーチして、比較して、参加者にベストマッチする会場を精査していく、といったことを自然と行っています。

その結果、「すごくいい店だね」と喜んでもらえることが多いです。

納得がいくまでリサーチしないと氣が済まないタチなのです(笑)
その性質(強み)が今の仕事であるコンテンツ制作に活かされています。

あなたにはどんなことがありますか?
人から感謝されたことや喜ばれたことを思い出してみましょう。

質問④子どもの頃に好きだったこと楽しかったことは何ですか?
「子どもの頃」というのがポイントです。

子どもの頃に好きだったことは、本当に好きだったことです。

子どもの頃に、好きで楽しくてやってしまうというのは、あなたが生まれながらに備えている才能なのです。

「アスレチックで遊ぶのが好きだった」
「公園でブランコや鉄棒で遊んでた」
「お絵描きするのが楽しかった」
「もくもくと積み木をしていた」
「リカちゃんごっこが楽しかった」

などなど、いろいろことが思う浮かぶことでしょう。

思いつく限り書き出してみてください。

このとき「どんな風に」という具体化をすると、より本質的な部分が見えてきます。

例えば、ブランコ1つとってみても、

・とにかくビュンビュン漕ぐのが楽しかった
・友達を喋りながらブランコするのが好きだった
・どれだけ高く漕げるか勝負していた
・ブランコで靴飛ばしをするのが楽しかった

など、遊び方の質は人それぞれ異なるものです。

このように具体化をして、好きだったこと楽しかったことの本質を探っていきましょう。

そして、それらの共通点を探してみてください。
ライフワークの種はその周辺に眠っています。

ビジネスで成功した人の話で「本質的な部分では子どもの頃とずっと同じことをしていた」というのはよくあることなのです。

質問⑤もし余命5年と言われたら、死ぬまでにやりたいことは何ですか?
「人生があと5年」というのがポイント。

もし残り3か月とか短い期間だった場合、「旅行に行く」「親孝行する」「有り金はたいて豪遊する」など短絡的なアイデアになりがちです。

一方、「あと5年」であれば、残りの人生について真剣に考えると思います。
5年あれば、やれることがたくさんあるからです。

もし、私自身が「余命5年」と言われたら…

自分の子どもたちに“楽しく生きる術”をしっかり伝えたいです。

魂レベルで本当にやりたいことを見つけるお手伝いをしてあげたいです。
それでご飯を食べていけるようなビジネス構築の手伝いをしてあげたいです。

そして何よりも、楽しい家族の時間を共有したいと思います。

今、まさにライフワークとして実践中のことですね(^^)

人生は有限です。
実際に、災害などで明日にでも“死”を迎える可能性は誰にでもあるのです。

ぜひあなたも、「人生があと5年だったら何をしたいのか?」を、じっくり考えてみてください。

質問⑥谷底の宝物を掘り起こす!過去にどんな挫折や失敗をしましたか?
人は誰にでも、人生を振り返ったときに「挫折した経験」や「失敗した経験」があるものですが…

実は、挫折や失敗の経験には、ライフワークの種が眠っています。

多くの人は、挫折や失敗の経験に「悲しい」「ツラい」「苦しい」など、ネガティブ(マイナス)なラベルを貼ってしまっていることが多いです。

そのため、「感情曲線」といって、横軸を年齢、縦軸を感情としてグラフ化するワークがあるのですが、おおよそ次のグラフのような線を描く人が多いです。

挫折や失敗はネガティブ体験であり、人生の谷底であり、「あまり思い出したくない過去」「触れたくない過去」として仕分けしているのです。

しかし、挫折や失敗には、その経験から学べることがあります。

何らかの「教訓」を得て、経験を活かして「誰かのお役に立つ」ことができます。

ポイントは【おかげさまの心】です。

挫折や失敗があったおかげで、教訓を得て、誰かのお役に立つことができる。
喜んでいただける。

そして、ライフワークになっていく可能性があるのです。

そう考えると、挫折や失敗はマイナスの経験ではありません。
むしろ、あなたのライフワークの種となるプラスの経験なのです。

あなたはこれまでにどんな挫折や失敗をしましたか?

そこからライフワークの種を掘り起こしてみましょう。

おかげさまの心で闇を光に変えるのがコツです。

質問⑦生きるのに十分なお金があってもやりたいことは何ですか?
ライフワークと似た言葉に、ライスワークがあります。

・ライス(rice)…ご飯
・ワーク(work)…職業としての仕事

つまり、ご飯を食べるために行う仕事のことです。

世の中の多くの人はライフワークではなく、ライスワークをしている現状があります。

もし、宝くじで10億円が当選し経済的に全く困らなくなったら、ライスワーク的な仕事は絶対にやらないでしょう。

生きる上で「お金」という視点はとても大切ですが、一度、「お金」の枠を取っ払ったうえで、あなたが何をやりたいのか考えてみましょう。

私自身、昔は「お金」のためのライスワークをしていました。

あるジャンルのオウンドメディアで成功し、それだけで年収3000万円規模になったのですが、経済面が満たされたときに仕事への意欲が完全にゼロ化したことがあります。

さぁ仕事をしよう!と思ってデスクの前に座っても、まったく手が進まないのです。

そこから「本当にやりたいことは何なのだろう?」と数年にわたり苦しみ、紆余曲折を得て今に至っているのですが、この経験のおかげでライフワークの重要性を知ることができました。

お金が十分にあってもやりたいこと。

そこにあなたのライフワークの種が眠っているでしょう。

ライフワークを見つける際のたった1つの注意点

ライフワークを見つけるための7つの質問とヒントをお伝えしましたが、実際にあなたが質問に答える上で、注意して欲しいポイントが1つだけあります。

それは、人と比較しないことです。

私たちはどうしても、すでに成功している人と比べてしまいがちです。

例えば

②時間・お金・エネルギーを注いできたことは何ですか?

の質問。

私の取り組んでいるネットビジネス業界で成功されている方など、勉強代として1000万円以上の自己投資してきたなんて人はザラにいます。

すると、「そんな人たちに比べたら自分なんて全然ダメだ」と、勝手に自分を格下げして自信を失ってしまうんですね。

自信がなければ行動する氣力も失われてしまいます。
結果、ライフワークの種をつぶしてしまうことになるのです。

どんな業界でも上には上がいます。
そんな人たちと比べていたらキリがありません。
いつまでたっても行動できません。

世の中にはいろいろな層の人がいて、達人レベルの人に高額のお金を支払って個人指導を受けたい人もいれば、ゼロからイチのステップを踏み出すためにちょっとした先輩に教わりたい人もいます。

いろいろな需要があるので、あなたに合ったお客さんと関わっていけばいいのです。

ですから、ライフワークを見つけるためには、人と比較しないことが大切です。

ライフワークの種を見つけて育てていこう

今回は、本当にやりたい仕事であるライフワークの見つけ方として、7つの質問と、それぞれのヒントをお伝えしてきました。

<7つの質問>
①今の仕事を工夫し楽しくする方法はありませんか?
②時間・お金・エネルギーを注いできたことは何ですか?
③人から感謝されたことや喜ばれたことは何ですか?
④子どもの頃に好きだったこと楽しかったことは何ですか?
⑤もし余命5年と言われたら、死ぬまでにやりたいことは何ですか?
⑥谷底の宝物を掘り起こす!過去にどんな挫折や失敗をしましたか?
⑦生きるのに十分なお金があってもやりたいことは何ですか?

ヒントを参考に7つの質問に答えることで、ライフワークの種を発見することができるでしょう。

ライフワークの種を見つけたら、あとは水やりして育てていくだけです。

もし種を育てることに失敗しても、その経験は次に繋がります。
経験値としてたまっていきます。

その経験から「教訓」を得て、その経験を活かして「誰かのお役に立つ」ことができます。

ぜひ、今回のワークに取り組んで、素晴らしいライフワークの種を発掘し育てていきましょう。

詳しくは書籍販売しています。よければ、こちらでもどうぞ。ライフワークとライスワークの違いやライフワークと趣味の違い、自分軸の作り方などについて深く考察しています。


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