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沖縄育ちのおいしいもの好きが、心からおすすめする沖縄県内の飲食店10選

こんにちは、カデカワです。口コミサイトで沖縄県内のランキングをみると、いわゆる観光客向けのお店がランクインばかりで辟易したので、自分でまとめをつくってみました。今回はカフェ2件、甘いもの3件、食堂1件、パン1件、コーヒー1件、レストラン2件の計10件をご紹介します。

みんな離島にばかり観光に行くけれど、本島にはこんなにいいお店があるぞ〜と紹介し、もっと沖縄「本島」に来てもらおうという試みです。あれ、いや、そんなはずじゃなかった気もするけど、たった今そういうことになりました。

以下、わたしが実際に足を運んだことのある(多くは通っていた)お店から厳選してご紹介します。

1、C&C BREAKFAST
エリア:那覇市内

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スフレパンケーキが絶品!県外から同年代の友人がくると、必ずといっていいほど連れて行きます。カデカワはどちらかというと、昔ながらの正統派パンケーキが好み(たとえば大阪に本店を構える丸福珈琲店のパンケーキだとかです)なのですが、ここのスフレは見た目に負けない味の良さがあります。フルーツももりもりで「南国にきたぜ〜〜イエーイ!」感もでて最高です(フルーツなしにもできます)

自家製のグラノーラもおいしいし、スープもいけてます。食事系のおすすめは、島豆腐のサンドイッチ。お店は、時間帯によっては少し並びます。場所は国際通りの公設市場から裏路地に入る感じ。若干わかりにくいかもしれません。2018年4月から営業時間がラストオーダーが14時になりました。朝食〜午後のおやつにどうぞ!

お店のHP http://www.ccbokinawa.com/


2、食堂黒猫
エリア:那覇市内

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続いてカフェのご紹介です。食堂の名を冠した、那覇市の住宅街のなかにあるカフェ。たどり着くのもちょっと大変です。レンタカーの場合は、事前にお店に連絡して駐車場の空きを確認するのがよいでしょう。カフェですが、でてくるお料理は完全にレストランのそれ。珈琲も一級品だと感じました。オーストラリア・メルボルンで8年間シェフを務めていた女性シェフの創作料理を味わえます。

注意
こちらのお店は写真撮影は可能ですが、口コミサイトへの写真アップ厳禁です。また、撮影のさいも、一言かけるのが望ましいでしょう。訪問の際はご配慮のほど、よろしくお願いいたします。

お店のHP http://kuroneko.okinawa/

 
3、BALL DONUT PARK
エリア:那覇市内、中部・北谷(ちゃたん)

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インスタ映え抜群、そんでもって、おいしくて、個性あるドーナツ屋さん。地元では有名な沖縄製粉という製粉会社が運営しています。那覇店は空港にちかい、国際通りの脇の道にあります。海外からのインスタや個人ブログを見てくるお客さんが多いそう。こちらのお店はCAKE.TOKYOで取材記事を書かせていただきました。よろしければ読んでみてください。

お店のHP http://www.balldonutpark.com/


4、仲泊海産物料理店
エリア:中部・恩納村

本土では食べられない(または食べる習慣のない)沖縄の色鮮やかな近海魚たち。沖縄に来られましたら、ぜひ食べてみてください。おすすめはミーバイのバター焼き。細かいことはわかりませんが、赤ミーバイより、黒ミーバイのほうがおいしい気がしています。気がするだけかもしれません。赤はほぼ毎日入荷がありますが、黒はあったりなかったり。グルクンも安くておすすめ。バター焼きも、揚げもいけます。刺身なら白身のおいしいイラブチャーが個人的おすすめです。本日の鮮魚については店員さんに尋ねてみてください。

食べログ
https://tabelog.com/okinawa/A4703/A470303/47001813/


5、チョコレート&ケーキ ジャカランダブルー
エリア:中部・宜野湾(ぎのわん)市

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チョコレートおたくのカデカワですので、チョコレート店の紹介を。本気で推します。地元贔屓抜きで、完成度が高い。シェフはル・コルドン・ブルー・シドニー校で学ばれたようです。県産の素材を使ったチョコレートがおおく、ボンボンショコラであれば、島とうがらし、春うこん(ターメリック)、島こしょう(ピパーチ、ロングペッパー)、島まーす(塩)、宮古味噌、たんかん(沖縄の柑橘)、などなど。個性豊かなな副素材がしっかりと効いた、口どけのよいガナッシュが印象的です。また、県産の落花生をアーモンドプードルの代わりに100パーセント使用したマカロンなど、チョコレート以外にも工夫を凝らした商品があります。種類はないけどケーキもおいてます、こちらもおいしいですよ。ただ、住宅街の中にあって、ちょっと行きづらい。

お店のHP http://jacarandablue.ti-da.net/


6、ぱん工房おとなりや
エリア:中部・読谷村(よみたんそん)

沖縄って実はパンのレベルが高い地域だと思います。ただ、お店が散らばっているので、短い日数で店舗をまわるのは大変です。カデカワが沖縄に住んでいた頃は、親子ともにパン好きだったためいろんなお店にいきました。本土から移住されてお店を開いているかたも結構いらっしゃいます。そんななか、沖縄を離れてもときどき思い出すのが、こちらの「おとなりや」のパンです。ハードもソフトもぜんぶおいしいんですが、可愛い顔のえがかれた、ふわふわの白パンがお気に入りです。

お店のブログ
http://asian1026.blog51.fc2.com/


7、COFFEE potohoto
エリア:那覇市内


コーヒー好きならここに行かずしてどこにいくのだ!というくらい沖縄コーヒー界のドン感があるお店。沖縄県内唯一のビーントゥバーチョコレート店であるTIMELESS CHOCOLATE(中部・北谷)の林さんは、もともとコーヒーの人なのですが、こちらのお店をすごくリスペクトしていらっしゃいました。コーヒー買いに現地に言ってるあたり最高の変態がやってるお店だなって。カデカワはもともとコーヒーが飲めなかったのですが、ここのアイスコーヒーを飲んだお陰で、それ以降コーヒーが(ものを選ぶものの)飲めるようになりました。昔からある市場のなかに、ちいさく、本当にちいさく、お店を構えています。HPで通販もやっています。

お店のHP http://www.potohoto.jp/


8、謝花きっぱん店
エリア:那覇市内


琉球の時代から伝わる伝統菓子「きっぱん」と「冬瓜漬け」を受け継ぎ、今もなおつくり続けている、唯一のお店です。冬瓜漬けは、日本ではお野菜として扱われている冬瓜(とうがん)を、甘く漬けたもの。かじると、じゅわっとしたみずみずしさに驚きます。こちらの冬瓜漬けはハイビターチョコレートやカカオニブとも相性がよいので、チョコ好きにもおすすめです。お日持ち短め。また手作りで数量も限られているため、朝はやく行くのをおすすめします。

お店のHP http://www.jahanakippan.com/


9、そう”ぁーじゅ
エリア:那覇市内

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教えたくない店ナンバーツー(ナンバーワンは次の項にて)です。観光客の行き交う国際通りからすこし離れており、またお店の外観もレストランには見えないので、地元民にもあまり知られていません。傾向としてはクラシカル寄りのフレンチかとおもいますが、ムースや泡も使います。コースを頼むと最後にケーキが出るのですが、これが15種類ほどのホールから好きなものが選べるという豪華仕様。よりスペシャルなものを求めるかたは事前に電話で食べたいものをリクエストをしてみましょう。直近の帰省では鰻が個人的ミラクルホームランでした。そのときの感想はカデカワのブログにて。

お店のHP http://bistrot.ti-da.net/


10、誠平
エリア:北部・今帰仁村(なきじんそん)

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教えたくない店ナンバーワン。森のなか、、、とまではいきませんが、こんなところにお店が、とおどろくような場所にあります。はじめての訪問時は、迷うこと請け合い。こちらのお店はオーベルジュと呼ばれる、宿泊施設を兼ね備えたレストランになっており、宿泊者以外も事前の予約をすることでお料理がいただけるようになっています。宿といい、店内といい、料理といい、異世界感があり、わくわくします。お店の前にたくさんネコがいます。ただし、こちらのお店は接客がよくないとむり、というかたにはおすすめしません。自由な雰囲気でやられていますので。

自家製のジャムやリリコイバター(パッションフルーツのバター)、コーディアルシロップ(季節のフルーツやハーブをシロップに漬け込んだもの、水で薄めて飲みます)とてもおすすめです。通販サイトもあります。

お店のHP http://seihei.ti-da.net/


沖縄にはまだまだ、いいお店がたくさんあります。読者のみなさま、離島もいいですが、本島にもぜひ遊びにきてくださいね。

2020/01/11追記

2019年の終わりに、あらためておすすめをまとめた記事を公開しました。よろしければこちらもどうぞ。


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