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1.不妊治療⑮ 不妊生活3年目 【重要】不妊治療(体外受精)の助成金・補助金5つの制度!

こんにちは。
ジブリ大好き「みずき杏仁豆腐」です。

前回は融解凍結胚移植を行うまでの3回の審査と当日の様子をお話ししました。そして、その結果を過去の記事とともに振り返りました。

前回とその後の記事はこちら。

今回は少し立ち止まって、不妊治療の体外受精をした後に申請する助成金・補助金に関してお話ししたいと思います。(大事!)

不妊治療にはお金がかかる。

はい、その通りです。実際に私も先日体外受精をしましたが保険適用外費用が多く、理解はしていましたが最終的にかかった合計に驚愕しました。

そのため助成金や補助金がどんなものがあり、誰が自分に適応していて、どんな申請をしなくてはならないのか、必死で調べた経緯があります。助成金や補助金は自分が申請しないと貰えるものも貰えません。期限が決まっているものもあります。

使えるものは全て使って不妊治療にかかった費用を少なくするため、家計への負担を少なくするため、不妊治療を資金面で迷っている方にこのような政策があることを知ってもらい検討していただく機会になればと思います。


不妊治療でもらえる補助金・助成金制度の種類

1. 【自治体指定の医療機関】不妊に悩む方への特定治療支援事業

厚生労働省から発表されている政策です。
不妊に悩む夫婦への支援について

それぞれの市町村のHPから申請書等がダウンロードできます。自分の住んでいる(住民票のある)自治体以外の医療機関については、その所在地管轄の都道府県もしくは政令指定都市、中核市がしていしていれば対象医療機関となるので、不妊治療クリニックを選ぶ際はそこも重視して選んでください。

今回、私はこちらの助成金を申請。私の住んでいる市では、下記の4点提出が必要だったため自宅のプリンターで印刷し手書きで記入しました。

・○○市不妊に悩む方への特定治療支援事業申込書(様式第1号の1)
・○○市不妊に悩む方への特定治療支援事業申込書(同意書)(様式第1号の2)
・○○市不妊に悩む方への特定治療支援事業受診等証明書(様式第2号)
・特定不妊治療に要した費用の領収書(原本)
・返信封筒(切手・宛名記載)

領収書は確定申告の医療費控除申請の際に再度必要なため、切手を貼り宛先を記載した返信封筒を用意しました。
書き方の見本があるので、そちらを見て記入すれば問題ないと思います。何かあった時のため、控えを手元に置いておいたほうが安全です。コピー、や写真に残すなどお忘れなく!(私はコピーが面倒くさかったので、スマホで撮影しました。)

証明書(様式第2号)は利用した不妊治療医療機関に印刷したものを渡して記入してもらいます。私のお世話になった不妊治療クリニックでは費用が2,750円かかり、依頼してから約2週間と3日ほどで貰えました。郵送となるとまた別途費用がかかるようです。(私は医療機関で手渡しで頂いたのでプラス費用はかかりませんでした)

今回は初回だったので30万円の申請(男性不妊治療はしていません)となりましたが、実際に支払っている金額は60万以上。もう少し政府も不妊治療の費用実態を考えて欲しいなと思います。


2. 【都道府県・各市町村】一般不妊治療の助成

独自の助成制度を実施している地域もありますので、住民票のある都道府県、各市町村に問い合わせてみてください。ちなみに私が居住している市は、調べましたが該当する助成金はありませんでした。


3. 【健康保険】高額療養制度による還付金

高額医療費制度とは、

高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月で決められた上限額を超えた場合、その差額額が支給される制度です。(引用:careergrowth一部抜粋)

保険適用の分のみ対象なので、不妊治療の保険適用外に関しては対象外となるためご注意ください。高額療養制度について詳しくは厚生労働省のページをご確認ください。
高額療養費制度を利用される皆さまへ |厚生労働省


4. 【確定申告】確定申告による所得税の還付

医療費控除とは、

医療費控除とは、1年間で支払った医療費の合計が一定の金額を超えたときに、その医療費を基に計算した金額分の「所得控除」を受けることができる制度です。医療費控除額は、医療費から「保険金などで補てんされた金額」と「10万円」を差し引いた金額となります。よって医療費控除は、1年間のうちに自己負担した医療費が実質的に10万円を超えたときに使える制度だと言うことができます。(引用:保険相談ナビ保険全般の知識より一部抜粋)

他にも、医療機関に行くための交通費や薬代等も医療費控除対象となるため、詳しくは国税庁のページをご確認ください。
No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)|国税庁

私は毎年抜かりなく提出しています。領収書保管が必須のため、今回作成して提出した「特定治療支援事業」に返信用封筒を同封し返却してもらうようにしました。


5. 【市区町村】独自の補助金・支援制度

厚生労働省の政策とは別に、市町村独自の助成金制度がある地域もあります。一度お住いの市町村HPをご確認ください。


まとめ

いかがだったでしょうか。
貰えるものは貰う!「知らなかった」では自分が損するだけなので、何か申請漏れがないか、一度自分が住む都道府県・市町村のHPを確認してみてはいかがでしょうか。皆様も忘れずに申請ください。


次回こそは、妊娠判定薬(自宅)で実施した結果をふまえ、再度クリニックに向かいます。今後の流れとは?この後、まさかの結果が私を襲います。

次回もお楽しみに!


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ご意見・アドバイス・感想 等 頂けるとうれしいです!

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