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ヘルブルン宮殿(Schloss Hellbrunn)🇦🇹

お昼ご飯をいただいた後は
ヘルブルン宮殿に向かいます…

「ヘルブルン宮殿」は…
1613年から1615年にかけて
大司教マルクス・シティクスが
イタリア人建築家・ソラーリに造らせた
マニエリズム建築の
「夏の離宮」です♪

入ってすぐの池にはトリトン像が…

宮殿の一番の見どころは
「水の庭園(Wasserspiele)」です♪
いたずら好きな大司教が造らせた水力を使った数々の仕掛けが
400年の時を超えて
訪問者を楽しませてくれます…✨

庭園はガイド付きツアーでのみ回ることができます…

「水の庭園のガイドツアー」へ…

ガイドさんの案内で庭園を見学します…

見学場所で説明を受けながら進んでいくのですが…

いきなり水が飛んで来ました…💦

園内の至る所に水の出る仕掛けがあり…

ガイドさんがボタンを操作して…
色々な所から水を出しているみたい…💦

この噴水の数々は…
大司教が自分だけは濡れないような席に陣取ってから…
宮殿を訪れる客を濡らして
驚き慌てる様を眺める…といういたずらを楽しめるように作られたそうです…💦

素敵な名前が付いた
ルネサンス後期のたくさんの噴水…

諸侯のテーブル
座った男性の下から突然
水が勢いよく噴き出しびしょ濡れに…💦

オルフェウスの洞窟
足元にはザルツブルクのシンボルのライオンと、大司教の紋章に使われる山羊が…

ネプチューンの泉
貝殻で飾られた洞内は
鍾乳洞を思わせる装飾…
雨のように水が降ります…

ビーナスの洞窟…

見学が終わる頃には…

みんなすっかり
びしょ濡れになってしまいました…💦

美しい庭園には綺麗な池や
ワインセラーがあります…

わぁ✨

木彫りの人形を使った精巧な仕掛けの
白い大きな「劇場」がありました…♪
1752年に作られたそう…
吹子オルガンのような音色の音楽に合わせ
可愛いお人形がお城の中をくるくると踊っています…
100体以上ある小さな人形達は
水力によって動いているそうで…
可愛らしい動きに思わず頬が綻びます…♡


現代のように貯水や水道設備も整っていない17〜18世紀…

お客様を喜ばせたいと
庭園中に噴水の仕掛けを作った
大司教のアイデアとユーモアが…

400年経った今も…

私達を楽しませてくれています…♡






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