「仮面舞踏会」🇭🇺 UN BALLO IN MASCHERAopera
今日は
リスト音楽院の先輩に
チケットをお譲りいただいたので…✨
ハンガリー国立歌劇場(オペラ座)に
UN BALLO IN MASCHERA
opera 「仮面舞踏会」を観に行きます…🎶
「仮面舞踏会」は…🎭
「オペラ王」と呼ばれる
イタリアの作曲家
ジュゼッペ・ヴェルディ
(ジュゼッペ・フォルトゥニーノ・フランチェスコ・ヴェルディ
Giuseppe Fortunino Francesco Verdi)が
45歳の時の作品…🇮🇹
壮大で劇的なストーリーは
19世紀にフランスで流行した
「グランドオペラ」の影響を色濃く受けていると言われています…🇫🇷
原作は
ウジェーヌ・スクリーブ
(Augustin Eugène Scribe)の戯曲
「グスタフ3世または仮面舞踏会」
台本は
アントニオ・ソンマ
1792年…
スウェーデンの啓蒙専制君主
グスタフ3世が仮面舞踏会の壇上で
暗殺された事件を題材に
王の暗殺と
アンカーストレム伯爵の妻との架空の恋を
絡ませたもので…🇸🇪
もともとは
ナポリのサン・カルロ劇場からの依頼で
作り始めたオペラでしたが…🇮🇹
国王の暗殺という内容が良くないとして
当局から大幅な内容の変更を求められます…✒️
ヴェルディは変更には納得できず
とうとう裁判になってしまいます…💦
ところが…
既に名声を得ていたヴェルディの作品を
上演したいと名乗りを上げる劇場が
いくつも現れ…🖐️
ヴェルディは…
舞台をスウェーデンから🇸🇪
イギリス植民地時代のアメリカへ移し…🇺🇸
主人公グスタフ3世は
ボストン総督リッカルドに…
暗殺者カーストレム伯爵は
部下のレナートに…
凶器をピストルから短剣に変えるなどの
修正を行い
題名を「仮面舞踏会」に決定し…🎭
音楽には全く
変更を加えることなく♪
当時…比較的、検閲の緩かった
ローマのアポロ劇場で
初演されることとなりました…🇮🇹
会場にはたくさんのお客様…
いよいよ幕が上がります…✨
ボストン総督リッカルドは🇺🇸
部下レナートの妻アメーリアに
秘めた想いを抱いています…💓
忠実な部下のレナートは
謀反の気配を察知して
リッカルドに身の回りに気を付けるよう
警告をします…
心配になったリッカルドは
身分を隠し
よく当たると評判の占い師ウルリカのもとを
訪れます…🔮
そこに偶然
アメーリアが現れ…
ウルリカにリッカルドへの
恋の悩みの告白するのを
耳にしてしまいます…💓
ウルリカはアメーリアの悩みを解消するために
「真夜中に刑場に生える草を摘め」
と指示します…🌱
真夜中…🌙
アメーリアが刑場を訪れると
リッカルドが姿を現し
アメーリアへの愛を告白します…💓
そこにリッカルドを反逆者たちから守ろうと
レナートがやって来ます💦
レナートは
妻とリッカルドが逢引きしていたことを知り
怒りに燃えて復讐を誓いますが…🔥
18世紀の貴族社会…
身分や素性を隠して行われる
仮面舞踏会で展開される
スリリングなストーリー…🎭
華やかな衣装や…
豪華で鮮やかな
舞台の演出に引き込まれました…💓
アメーリア
レナート
リッカルド
が其々の切ない心の内を歌い上げるアリアが
とても素晴らしかったです…✨
劇と歌と音楽が一体となった♪
ヴェルディの
ドラマティックなオペラの世界を
堪能することができました…♡
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